偽愛

その言葉に 背筋が凍るーーー…

あたしは大人しく 縛られるーーー…

彰と違う道具が 出てきて尋ねるーーー…

あたしの中に それが侵入するーーー

そう言った涼太は 器用に固定するーー…

あたしの中で ウネウネと暴れて かき混ぜられるーー…

そう告げた涼太は 風呂場を出て あたしは一人 取り残されたーーー…

パシャ

あたしの叫ぶ声が 風呂場に響くーーー…

パシャ

止まる事のない 刺激に 快感の波が

どんどんと 迫りくるーーー…

パシャパシャ

快感の波が 徐々に狭まるーーー…

パシャパシャ

一人

永遠に感じられる時間の中

何度鳴き叫んでも 止まらない快感が

あたしの思考を蝕むーーー…

パシャパシャ

長い間繰り返される 快感ーーー…

パシャパシャ

パシャパシャパシャ

長い時間繰り返された 快感に

ついにあたしの枷が 外されるーーー…

パシャパシャパシャ

終わらぬ快感に

理性を壊され

ただ快楽を求めるーーー…

与えられる快感に

身体はガクガクと痙攣し

恍惚の表情へ変わり

快感を貪るーーー…

快感を貪るあたしには

涼太の声は届かないーーー…

イく寸前に スイッチを切られ

あたしはそこで やっと涼太に気づくーー…

そう言った涼太は あたしの中で 暴れていたのを

引っこ抜くーーー…

そう言った涼太は あたしを貫くーーー…

そう言った涼太は あたしの中で 激しく暴れるーーー…

パシャパシャ

待ち望んだ快感に

脳が蕩けるーーー…

更に激しさを増して 涼太のモノが暴れるーーー…

あたしがイくのと同時に 涼太の熱い液が 流れ込むーーー…

あたしの身体は 全てを飲み干すーーー…

そう言った涼太は あたしを解放するーーー…

力が入らず 横たわるーーー…

そこへ諒夜が 入って来たーーー…

二人の会話に 耳を澄ますーーー…

そう言った涼太は 部屋へと戻ったーーー…