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〘はじめに〙

『夢幻のセカイ』を 閲覧していただき、 ありがとうございます

はじめに、この作品をここまで 読んでくださった皆様に お詫び申し上げます

『夢幻のセカイ#8』の 志歩ちゃんのセリフ(実際には 口に出していませんが)において、 間違いがありました

志歩ちゃんはゲーム内で、 司くんのことを“司さん”と 呼んでいましたが、私の書いた セリフでは、“司先輩”となって おりました

申し訳ございませんでした

私の方で訂正しましたが、他にも 誤字脱字等ありましたら、 コメントで教えていただけると 幸いです

今後とも 『夢幻のセカイ』シリーズを よろしくおねがいします

長くなりましたが、 本編に入らせていただきます

ハァ……ハァ………っ

私は今、走っている

秒針の止まった時計を片手に

モノクロのセカイを

………ここまで来れば、大丈夫、かな…

何故走っていたか

それは簡単な理由だ

………怪物と目が合って しまったから

鋭い目を輝かせながら、 気持ち悪い程によだれを 垂らしていた怪物

っ!!………思い出したくない…

戦うこともできたのだが、 それよりも恐怖が勝ってしまった

…大丈夫

……ふぅ………

…よし

周囲に誰も居ないことを 確認して、私は時計についている ボタンを押す

カチッ

その瞬間、セカイに色が加わり、 時間が動き出した

…………………

私は秒針の動く時計を見つめる

……こんなもの、私が持ってていいのかな…

…………………ううん、大丈夫。今はまずみんなを探さなくちゃ

私は気を入れ直して歩き出す

チクタクと鳴る、 一定で心地よい音を聞きながら

____

……誰もいないな

森の中の一本道を歩くこと十数分

見たのは分かれ道と怪物だけ

………あと途中で爆発音の ようなものが数回小さく聞こえた

……………あの音は何だったんだろう

__ズドンッ

!?

後ろの方から何かが聞こえ、 驚いて振り返る

が………

誰も…いない?

…………あっ

ついさっき通った分かれ道……

私は走り出した

こっちのほうかな………

__と

ドスンッ

ガンッ

?

もーっ、何で当たってくれないわけ?!

!?

この声って………

分かれ道に着いた私は 木の陰に隠れ、声のしたほうを 確認する

__杏?

そこには__

?

ガルルルルルッ!

………っ!やぁっ!!

謎の棒を振り回して獣に 攻撃している杏がいた

と_

?

ガルルッ!

ドゴッ

ッ!?

!!

杏が突き飛ばされた

ぃったぁ~……

よくも……!

?

グルルルッ!!

…ッ!?

…………ぁ!

カチッ

ボタンを無意識に押していた

セカイがモノクロに変わる

あ…………そっか。時間止めればいいんだった……

もっと早く気づいていれば……

……っ

私は杏の方に走り出す

杏はもちろん、獣も全て 停止している

……………

私は獣の方を向いた

そして

…はっ!

力の限り獣に蹴りを入れる

獣はぴくりともしないが、 時間を再生すれば 飛んでいくだろう

……せっかくだし、驚かせようかな

私は木の陰に身を潜め、 ボタンを押した

カチッ

?

グゥッ!?

獣は案の定、吹っ飛んでいった

…………っ、…ぁ、あれ?

こちらはかなり驚いている様子

まぁ、飛ばされると思って 構えていたら相手が 飛んでいったからね…

吹っ飛んでいった獣も 驚いているが、急に目の色を 変えて、困惑状態の杏に 突っ込んでいく

!?

カチッ

私はセカイの色を モノクロに変え、獣のところに 走っていく

そして、蹴りを5発、 ふところにいれた

そしてまた隠れる

カチッ

?

ガッ!?!?

獣は木に叩きつけられ、 動かなくなった

……………………………ぇ?

ぇ、え、何どういうこと?!

困惑している杏が見れたところで 私は時間を止め、杏の前に立った

カチッ

きゃぁッ!?

杏、大丈夫?

は、ぇはる…か…?!

遥が…急に……!?

なに、どうなってんの…?!?!

ふふっ

あまりの杏の慌てぶりに 思わず笑ってしまった

えっちょっと何笑ってんの?!

ちゃんと説明してよお願いだから!!

分かった。……じゃあ、これ何かわかる?

私はそう言って懐中時計を 杏に見せる

え、何って……時計でしょ?

正解

それがどうかしたの?

じゃあ次

私は杏の手を取り、時計を 杏の顔の前に持っていく

え、何、どうしたの?

杏、よ〜く見ててね?

カチッ

瞬間、セカイの色が奪われる

……………………………

……ぇ?

数秒間固まっていた杏が ようやく発した言葉は 一文字だった

杏、時計、見てみて

私の一言で、杏はやっと 目の前の物に目を向けた

……秒針が、止まってる……………?

ってことは……

うん

私、これ持ってると時間を止められるの

そして時間を止めるときに誰かに触れると、その人も時間が止まったセカイで行動することができる

まぁ、後者のはなんとなく 勘でやってみただけで 私も初めて知ったけどね

……………………………

…………あれ?

杏、固まっちゃった

杏〜?

………………スゥ~

……いいなーー!!!

…え?

ずるいよ遥!こんなもの持ってるなんてっ!!

無敵じゃんっ!!

………あぁ、そういうことね

……私、素手で攻撃しないといけないんだよ?

え?武器は?

武器はこれだよ?

私はそう言って時計を持ち上げる

……………なぁ〜んだ、そういうことか〜…

………何でちょっと安心してるの?

……そういえば、杏ってさっきの獣とか大丈夫なの?

……獣は、ほら……獣じゃん?

…理由になってないよ

じゃあ妖怪とかは?

………は、遥、何言ってるの~?…わ私がそんなの、怖がるわけ…

杏?

…………まだ遭遇してないから大丈夫

そ。なら良かった

………じゃあ、そろそろ戻すね

おっけー

カチッ

その音が、セカイに彩りを与える

…………すご

杏は感嘆の声を漏らした

と__

?

__ぇぇぇい!!!

?

__ぁぁぁっ!?

遥·杏

………え?

今の声………っ

…多分大丈夫だよ

……何それ、本当に大丈夫?

あれ、杏の相棒さんってそんなに弱かった~?

そ、そんなことないもん!!

ふふっ、でしょ?なら大丈夫だよ

………何で?

んー……、勘かな

なにそれ…

大丈夫

私達はこっちに行こう?

……はぁ、分かりました、ついていきますー

って遥!?走るの!?ちょっと待ってー!

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