/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
私はΩとして産まれて社会的地位も低い はずだった
でも小さい頃から涼ちゃんが着いていてくれていたおかげで成績は人並み以上を維持できてるし、友達もいる
涼ちゃんがいるという条件で普通のクラスにも居られる
クラスメート
春風さん、球技大会どうする？
咲良
私は涼ちゃんと一緒にドッヂボールに出るよ
クラスメート
おっけー！紙書いとくね〜！
咲良
ありがとう〜！
涼
ふわぁ…
気だるそうにあくびをする彼女に近づき後ろから抱きしめる
涼
ん…
涼
どした
咲良
今日の購買新作出るらしいよ〜？
咲良
小倉メロンパン！
涼
……えっ？メロンパンの中に餡子入ってんの？
咲良
らしいよ〜？
涼
ほう…
変な食べ物を好む彼女は少しワクワクしたような表情になる
咲良
(可愛いなぁ……)
そんな彼女が私は好き
友達とか…幼馴染とか…じゃなくて…
番になるのなら、彼女がいい
咲良
(いい匂い……)
涼
咲良
咲良
ひゃぃっ？！
涼
え？何今の声
咲良
な…なんでもない！
涼
ふ……
涼
なんか考え事してたな〜？
咲良
してな…ないよ…？
涼
嘘下手すぎだろぉ
咲良
そ…それより何？
涼
話そらすなぁ？
涼
たく…
涼
咲良は何食べる？一緒のやつ？
咲良
いや、私はサンドイッチ…
涼
え、いつも同じの食べてるじゃん
涼
あと痩せすぎ
咲良
私は涼ちゃんと違って少食なんです〜
涼
ガリガリになるぞぉ…？
咲良
いいもーん
咲良
でも胸は私の方が…
そう言うと彼女の顔が満面の笑みになった
涼
ほお…
涼
うん、続けて？
咲良
いや、あの…すんませんした
涼
ふ…あんまり気にしてないからいいよ
涼
幼馴染の成長過程見るのも楽しみではあるからね
咲良
え、親？
咲良
……ちょっと待って私の身体の成長見てるの？！
涼
〜〜♪
鼻歌で私の疑問はかき消されてしまう
咲良
(え…そうなの…？…いや…えと…)
咲良
(ちょっと嬉しいとか思っちゃってる私って……)
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
