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私屋上で靴を脱ぎかけた時に
三つ編みの先客に声をかけてしまった
のあ
口をついてでただけ本当はどうでも良かった
先を越されるのが何となく癪だった
のあ
三つ編みの子は語る
どっかで聞いたようなこと
三つ編みの子
のあ
のあ
のあ
のあ
三つ編みの子
って三つ編みの子は消えていった
次の日
のあ
と靴を脱ぎかけたそこに背の低い女の子
のあ
また声をかけてしまった
のあ
背の低いの子は語る
クラスでの孤独を
背の低い女の子
って
のあ
のあ
のあ
のあ
背の低い女の子
と言って背の低い子は消えていった
そうやって何人かに声をかけて
追い返して
のあ
次の日
のあ
黄色いカーディガンの子
初めて見つけたんだ似たような悩みの子
何人目かに会ったんだ 黄色いカーディガンの子
黄色いカーディガンの子
黄色いカーディガンの子
と言った
口をついてでただけ
本当はどうでもよかった
思ってもないことでも声をかけてしまった
のあ
のあ
のあ
のあ
のあ
のあ
のあ
黄色いカーディガンの子
って目を伏せたまま消えていった
のあ
のあ
のあ
のあ
カーディガンは脱いで
三つ編みは解いて
背の低い私は今から飛びます