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ななもりside

金色に輝く光

俺はその中にいた。

「天国の入り口」

と書かれた看板が目にはいる。

ここは.......

雲の上......?

??

きみ~

どこからか男の人の声が聞こえた。

N💜

え、だ、誰!?

N💜

どこにいるんですか!?

??

ここだよ、ここ~

上から、さっきよりも大きく聞こえた。

見上げると、

髪が長くて、

背中に羽がついてる、

頭に金色の輪をつけた人がいた。

この人の格好.....

そして、天国の入り口って書かれていた看板.......

これは、どっからどう見ても

N💜

天使......

天使✨

そうだよ!

やっぱりそうだ。

天使がここに、何の用だろう。

天使✨

君、さっき、天国に行こうとしてたよね?

N💜

はい、そうですけど

天使✨

だから、最終確認をしに来たよ

N💜

最終確認.......?

なんのことだろう?

と、天使が急に真面目顔になった。

天使✨

あなたは、本当に、天国へ行きますか?

N💜

え......?

N💜

なんでそんなこと聞くんですか.......?

天使✨

この答えによって

天使✨

あなたが死ぬか、

天使✨

生きるかが決まるんです

え......

俺はまだ死んでなかったの.........?

天使✨

地上であなたは

天使✨

意識不明の重体となっています

天使✨

いつ死んでもおかしくないんですよ

ああ、だからここに来たんだね

ってことは、

俺が天国へ行けば、

ジェルくんが俺を思い出すんだ

それならいいよ

N💜

はい、行きます

天使✨

そうですか......

天使✨

じゃあ、この門を通って.....

天使✨

そしたら天国へ行けるよ

N💜

ありがとうございます

看板の奥に、神社によくあるような門が現れた。

これで

本当に俺は死ぬんだ。

さようなら、みんな

さようなら、ジェルくん

伝書犬

アゥウウウウウウウウゥウウウ.........

.......犬の声がする

今度は何?

天使✨

おー、よしよし

天使✨

きみ、ちょっと待って

もー、

いつになったら死ねるの......

天使✨

こいつはね、伝書犬といって、

天使✨

地上からの伝言を届けてくれるんだ

天使✨

あ、伝言っていうのは、

天使✨

みんなが思ってることね

.........だから何?

俺を引き止めないでよ

天使✨

この手紙に、「なーくん」って書いてあるけど

天使✨

君のことじゃないの?

え.......?

誰から........?

手紙を受け取って見ると

さとみくんからだった。

~さとみからの手紙~

なーくん、死なないで

ジェルが悲しむから.......

ジェルはもう

なーくんのこと分かるから

だから帰ってきて

ジェ......ジェルくんが

俺のこと分かるって本当......?

さとみくんは....

嘘とかつかないよね......?

伝書犬

あうぅぅ、わんわん!

天使✨

あれ、もうひとつあるようだね

その手紙を受け取ると、

なぜか、暖かみを感じた。

それは、

ジェルくんから.......

だからだよね.........

~ジェルからの手紙~

なーくん、事情は聞いたで

オレ、忘愛症候群って病気だったんやね

それでなーくんを悲しませて........

自殺を図ったんよね.....

本当に悪かったと思ってる

俺が勝手に病にかかって

ごめんなさい

だけどね、これは今だから言える

なーくん、愛してる

N💜

あ.......

N💜

うぅ......うわぁぁぁああん......!

天使✨

きみはいろんな人に愛されてるんだね

天使✨

もう一度聞くよ?

天使✨

天国に行く?

天使✨

生きる?

ジェルくんの手紙読んだら

天国に行きたくなくなっちゃった

俺は.............

ジェルくんと一緒にいたい............!

N💜

生きます

天使✨

ふふ.........

天使✨

そう言うと思ったよ

天使✨

やっぱり愛する人といたいんだね

N💜

そうです

N💜

俺は、ずっとジェルくんのそばにいます!

天使✨

そうこなくっちゃ!

天使✨

じゃあ、君とはお別れだ

天使✨

次に会えるのは、遠い先の未来だといいね

俺はまた、

金色の光に包まれた

ジェルside

俺のせいでなーくんが......

そう思うと

罪悪感でいっぱいだ

もう一度、

あの時間に戻せるなら.......

今度はきっと......

きっと........

そのとき、

隣にいるなーくんの目がわずかに開いた

全員

なーくん!

N💜

みん......な.....

なーくんが......

なーくんが今、オレ達のことを見た.......

なーくんが生きたんだ.......!

N💜

ジェル......くん.......

J❤

な、なーくん、あんまり喋らんで......

N💜

俺......

N💜

頑張ったよ......

N💜

生きることができたよ......

N💜

だから......

ギュッ

オレはなーくんを抱き締めた。

いつもみたいに

N💜

ジェルくん.......

N💜

大好きだよ......

J❤

オレも愛してる.....

もう絶対に

手放さないって

誓うんだ

いつまでも続く.......

オレ達の愛は永遠に_____

END

次回予告

はい!

忘愛症候群〈ジェル×ななもり。〉

ついに終わりました🎉

最終話、

悩んで悩んで、悩みまくりました!

楽しんでいただけてたら幸いです!

では、

いよいよ、次のストーリーの

事前予告にまいりたいとおもいます!

「賭け恋〈さとみ×莉犬〉」

これは、

莉犬くんに恋してしまったさとみくんが

勝つと、3つのお願い事を聞いてもらえる賭けで勝負する

という、ラブストーリーになっております!

3つのお願い事は、

友達が考えてくれました!

私としては、すごくキュンときましたよ!

投稿されたら、ぜひぜひ!

この作品を読んでみてください!

以上です

おつアリ~!

この作品はいかがでしたか?

1,066

コメント

14

ユーザー

最高です!主様!涙出てきました😭次のお話も楽しみです!

ユーザー

初コメ失礼しますっ!涙腺崩壊しに来てますよね、?ハッピーエンドで良かったです、!しかもちょっと泣いちゃいました!ぶくしつです!

ユーザー

初コメ失礼します。本当に素敵でした……ガチ泣きしました、フォロー失礼します……

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