テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
1件
きゃぁーーーーー♡!!尊い♡ タヒんじゃう!もう、足バタバタしながら見ちゃう!続き楽しみにしてます!!!
___名前を呼ばれるたびに気付かされる
強くて…優しくて
すごく穏やかな、お花みたいな子
昔から変わらないこの想いを
閉じ込めているはずなのに
どうしても広がってしまう、この気持ちを
あの子がいながら
持っていて、いいのだろうか
いや…あの子を1人にすることを
俺の心は、許してくれない
従者としての俺は、この恋を許さないから
従者タチノ葛藤
黄 side
久しぶりにメイド服以外の服を着た気がする
舞踏会のときに着た、ドレス以来かもしれない
ミコト
自分の私服である暖かい色味のワンピース
あまり慣れてないから
思わず格好が変ではないか何度も確認してしまった
ミコト
1つ1つ持ち物を確認してから
それを籠に入れる
確認してから私はよし!と頷いた
ミコト
コサメ
コサメ
ナツ
ミコト
実は今日、従者の仕事をこさめちゃんの許可でお休みにしてもらっている
数年ぶりに行こうと思ってる場所があったから
本当にふと思いついて急遽お休みにしちゃったんだけど…
こさめちゃんもなっちゃんも快く快諾してくれた
ナツ
コサメ
ミコト
とはいえこさめちゃんの言うとおり
最近また他国からの襲撃が増えてきているのは本当の話
何かあったらすぐ帰れるようにしよう
ミコト
そう心に決めて、私は笑顔で見送ってくれる2人のいる部屋を出た
外に出るための門へ行くため
城のお庭の中を歩く
ミコト
今日は日が出ていて心地よく
ぽかぽかとした陽気だった
奏桜の寿命が近づいてるから
ここ最近天気が悪くなることも多かったんだけど
ミコト
なんだか、凄く優しい日だ
そんなことをぼんやりと考えながら歩いていたとき
ミコト
少し前を歩く見慣れた後ろ姿が見えた
いつもの執事服ではなく、私と同じで私服
休みとったんかな…?
淡い疑問を寄せながら、私はその背中に向かって声をかけてみる
ミコト
手を振りながら近づいて行くと
スチ
笑いながら振り返してくれた
心が、ぽっと暖かくなる
スチ
ミコト
スチ
ミコト
スチ
ミコト
まさかの、行き先は一緒だった
幼少期を長い間過ごした従者だけの学校
スチ
ミコト
卒業してから行く頻度はそんなに高くないから
すちくんも同じ日に行こうとしていたことにびっくりする
ミコト
スチ
スチ
ミコト
やっぱり不思議だ
すちくんといると…不思議な気持ちになる
隣じゃなくて
少しだけ前を歩く彼
でもたまに振り返ると、笑ってくれるから
ミコト
私は嬉しい
その後ろを歩けるのが嬉しい
ミコト
スチ
スチ
ミコト
でも…あの夜
2人で背中合わせになって戦ったあの日のように
隣に並べたらもっと嬉しいのかなって
そう思うときもあったりする
スチ
細められた紅色の中に燃えるのは、ただの忠誠心だけではない
このときの私は知らなかった
君の昔からの想い
そして、君が背負っているもの
今日という日を境に
私は〝特別な従者〟という宿命に縛られたすちくんへの
恋心に…気づいてしまうことになるなんて