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緑 side
まだお互い幼かった頃
一緒に過ごした、たった数ヶ月間
短い間だったから、君が覚えていないことなんて当たり前
ミコト
スチ
だけど…俺は覚えていた
守るべきものができても、忘れられなかった
その小さな手で
黄色い花の花冠を頭に乗せてくれたこと
頑張ってるね
いつも頑張ってて偉いねって
そんなの…聞き慣れていたはずだったのに
思わず泣いてしまいそうなくらい
心に暖かなものが広がった
君に言われたとき俺は…初めて
自分が報われた気がしたから
従者学校に一緒に行くことになって
にこにこと笑いながら
少し空けて俺の後ろをついてくるみこちゃん
純粋に、楽しそうに笑う姿は
やっぱり眩しい
ミコト
スチ
いつもとは違う
明るい色のワンピースはよく似合っていて
従者独自の立ち振る舞いや仕草が
その綺麗さを引き立てさせる
今日も俺は、隠せているだろうか?
スチ
みこちゃんの話を聞いて
笑って返して
普通の従者として振る舞う
最初の頃は順調だったはずだ
ただの従者仲間として接することができていた
でも…君とまた、話をすることが増えたここ半年くらい
段々と、隠すのが下手になっている気がする
俺の蓋は…簡単に開けられてしまうんだよ?
ミコト
モブ
ミコト
モブ
スチ
モブ
従者学校についてすぐに
お世話になっていた先生たちに挨拶をして回った
辺りには所作や言葉の勉強をしている生徒たちがいる
ここで勉強していた頃が本当に懐かしい
ミコト
スチ
モブ
モブ
スチ
ミコト
スチ
ミコト
ミコト
スチ
ミコト
モブ
兄妹…か
周りから見たらそう見えるのだろうか
離れてるとはいえ、そこまで年齢差もないはずだが…なんて
考えてかけてやめた
俺とみこちゃんは…ただの同僚だ
少なくとも彼女にとっては…それだけのはず
ミコト
スチ
挨拶をし終えてから
みこちゃんがまだ行きたい場所がある言ったので着いて行くことにして
次に来た場所は、校舎の隣にある小さな庭だった
ミコト
ミコト
スチ
ミコト
ミコト
黄色いお花が咲き誇っていて
風に揺られると
甘い香りが鼻腔をくすぐる
その真ん中に立つ彼女は、ワンピースの裾をさっと整えて座ると
優しく花を摘んで繋げ出した
ミコト
ミコト
スチ
ミコト
俺は知ってる
あまりいない中、幼いながら女従者という道を選んだみこちゃんは
いつも1人で寂しそうにしていたこと
ミコト
スチ
ミコト
ミコト
見せてくれた手元を見れば
綺麗に作られた黄色いお花の冠
あの頃よりもずっと上手くなったねって
そんな言葉は言いたくても言えない
なのに…
ミコト
スチ
ずるいよ
だって君が
〝みこと〟が
あまりにも…昔と同じことをするから
ミコト
遂に自分の心に蓋をすることができなくなってしまった
嘘をつくことなんて…できなかった
スチ
スチ
コメント
3件

同じ言葉で!?同じ場所で!? もう最高じゃないですか、
ふぉぉぉぉぉ!!!!!!同じシチュ!!!!!!同じ言葉!!!!!!同じ場所!!!!!!わあああぁぁ!!!!!!好きいいいいいい!!!!!!
うわああもうこれズルすぎるでしょ〜!!😭💕 幼い頃にみこちゃんがくれた花冠の記憶、まさか同じシチュエーションで再来するなんて…! 「ずるいよ」ってスチくんが心の中で言うとこ、こっちまで胸がギュッてなったよ…。 「ただの同僚」って自分に言い聞かせてるけど、絶対隠しきれてないし、むしろ隠そうとするほど溢れてる感じが切なくて最高でした🌸✨