恋焦がれ

連載 基本　yan×et その他　○○×et.有 ⚠キャラ崩壊有

タバコの匂いがする

それと同時に

複雑に混ざった香水の香りもした。

ここら辺にいる奴らは尽く口説いてくる

例え思ってなくても…

この道はもう通り慣れていたから

こいつはやめとけって

私の身体の芯が、心がそう言っている

あっちから喋りかけてきた癖に

なにをそんなに 意地張っているのかが分からなかった

赤いメッシュが入った真っ黒い髪

耳から離れない声

女慣れした触り方

家に帰ってきてまでも頭から離れない

それでも、 さっき触られた肩にまだ温もりが残る

＜ピコンｯ

宛先は

6年間もの間 トーク画面が何の変哲もなかった

昔の友人からだった

メッセージの内容は

久しぶりに近くのカフェでお茶をしないか？

とのことだった。

息切れをしていた

urは少しチャラ目で

私とは正反対の性格をしている

それでも

誠実なところは6年間経った 今でも変わっていなかった

＜何名様ですか？

＜1人です

聞き覚えのある声だった

楽しく話せてる時間が恋しかった

＜こちらの席でよろしいですか？

少しでも頭に過ぎった奴を

全力で否定したかった

だが残念なことに私たちの席の隣は

空席

顔を見なくても、脳を捻り出して探さなくても

こいつが誰なのか分かった

それはあの夜頭から離れなかった

こいつ

物語系の連載です

私はこの連載が終わるまで

連載系はこれ一本で投稿し続けようと思います！

終わるまでと言っても、 めちゃくちゃ長くするつもりです

勿論、連載ばかりではなく

短編集の方もじゃんじゃん投稿していきます👍🏻

完全にこの連載は自己満足になっているので

興味が湧いた方が見て下されば幸いです