あの後僕は走って逃げた
赤葦さんの近くにいると
どうしてももやもやしてしまうから
月島
月島
月島
声が掠れてく
あの人を泣かせた罪悪感と
自分の情けなさ
その2つの感情が混ざって
僕の中でぐちゃぐちゃになった
月島
月島
僕だって
素直になりたい
だけど
なれないんだ
恥ずかしさ
そして
その後の関係性
嫌がられないか
嫌われないか
そういう事で僕は怯えて
貴方に言えない
この簡単な4文字が
月島
月島
月島
月島
月島
月島
月島
月島
木兎
月島
月島
木兎
木兎
月島
木兎
木兎
月島
月島
月島
月島
木兎
本当は泣かせたくなかった
嬉しくもなかった
なのにあんな感情を持ってしまった
それでも僕は
貴方を好きでいていいのか
月島
月島
木兎
木兎
木兎
木兎
木兎
そう言って
木兎さんは俺に優しく
そっと微笑んだ
月島
月島
月島
月島
月島
月島
月島
月島
月島
木兎
木兎
木兎
木兎
木兎
木兎
月島
月島
木兎
月島
木兎さんが傷つかなかった事への
安心と
引かれなくて良かったっていう
2つの安心で
僕はほんの少しだけ
心が暖かくなった
月島
月島
木兎
月島
木兎
木兎
木兎
月島
月島
月島
月島
月島
木兎
木兎
木兎
木兎
月島
月島
木兎
月島
木兎
月島
木兎
月島
月島
月島
木兎
月島
「好きです」
木兎
月島
木兎
月島
木兎
木兎
木兎
月島
木兎
月島
木兎
木兎
木兎
木兎
月島
月島
木兎
木兎
月島
月島
もっと早く素直になっとけば
木兎さんの気持ちも知れて
月島
月島
木兎
きっと僕だけしか見れない
こんな可愛い顔も早く見れたんだな
月島
木兎
木兎
木兎
木兎
月島
木兎さんはそういうと
僕の手に優しく触れて
自分の指を絡ませて来た
木兎
木兎
月島
木兎
月島
木兎
之からはもっと
木兎さんの色んな顔が見れる
どんな顔が見れるのか
楽しみだ