著者
アルハイゼンってさ、そもそもの倫理がぶっ飛んでておかしいんじゃなくて、行きすぎた理性のせいで必要とあらば倫理さえも飼い慣らせるって印象だな。
自分のことを(一部矛盾した所はあると自覚しているが大抵は)正しい側だと思ってるし、揺るぎない根底と理性で自分が思う正しさを突き通せる人だと感じる。
しかも、「自分なりの正しさ」といえど決して周りにウケないであろうことは理解してるし、個を尊重する性格だからそれを踏まえた上でスルーするし。多分、アルハイゼンは自分が正しいと思うかに重きを置いてるんだろうな。そして良くも悪くも判断基準が自分にあるから、いざとなれば法だろうが何だろうが関係なく躊躇なしに潰せる。でも今の生活を気に入ってるし安定した状態から抜け出すのは得策とは言えないのでのんびり過ごしてる…みたいな感じ?
やっべえのは、正しいかの判断基準が全て自分にある=その自分自身が狂ってしまえば歯止めが効かない、その上自分なりの正しさを突き通すのに十分な頭脳も力も持ってるってこと。
もうこの人やばいって。安寧のために国家転覆するぐらいだから元々エグいなコイツとは思ってたけど…どうかこの人の平穏を崩すような真似はやめてください…そうなったらこの人何するか分かりませんよ…
