この期間 辛かった？

っは？

正直絶望した。

ジミナが記憶を無くした俺を 上手いように使おうとした事に

絶望 そして

苛立ち を覚えた

そしたら、行動に出ちゃって

《バンッ！！！！》

思いっきり壁を叩いた。

いや、殴ったと言ったほうが正しいのか？

そんなことはどうでもいい。

座り込んでしまったジミナに近づいて

同じ目線になるようにしゃがむ

そして、自慢の長い指で

ジミナの輪郭をなぞるようにして 顎下に指をそえて。

目が合うようにジミナの顔を上げて

こう言い放つ

そう、言おうとした時だった

《バンッ！》

思いっきり部屋の扉が開いた

ビビることなく、冷静になって

ゆっくりと目線を動かす

そこに立ってたのは

ヒョン達と、ジョングガだった

ジミナの側に近寄るホソギヒョン

入り口にいるヒョン達とジョングガは まるで俺を敵の様な目線で見つめる

俺の後ろで声を殺して泣いている ジミナ

まぁこんな状況見たら誰でも 俺が悪いって思うよな

ほらもうこんなの 6対1じゃん

この人たちに話しても何もならない

だから、ジミナ

これでバイバイだ

愛してたから