泣いている北斗くんを見るのが辛く、私は背中をさすった。
松村北斗
○○ちゃんはやっぱり優しいね(涙)
中村○○
///((ペコ
松村北斗
誘拐したのに、そんなに優しくしてくれるなんて
松村北斗
思ってもみなかった。
松村北斗
どんどん好きになっていく
中村○○
(何でそんなことを言えるの?!)
中村○○
(推しに愛されてる///)
中村○○
(いや、でも誘拐されてるんだよ)
中村○○
(いくらなんでも、、)
中村○○
(それと、ストーカーまで、)
松村北斗
○○ちゃん首見せて
中村○○
は、はい...(震え声)
私が言う通り首を出すと北斗くんは引き出しから何かを出した。
よく見るとそれは可愛いピンクの首輪だった。
松村北斗
((首輪を付ける
中村○○
んっ...
松村北斗
ふふ
松村北斗
可愛い
中村○○
...(無理///)
松村北斗
この首輪はね
松村北斗
この家から出ようとしたら警報機がなるようになってて
松村北斗
出たらすごい音出るから
松村北斗
それとGPS機能もね
松村北斗
家のどこにいるかも分かる
松村北斗
後、俺のものって印
中村○○
ッ///
中村○○
(俺のもの...///)
中村○○
(推しにそんなこと言われるなんて思ってもみなかった)
松村北斗
顔、赤面してるよ?((ニヤ
松村北斗
ほんと可愛い((頬を手で覆う
松村北斗
俺の名前、呼んで?
北斗くんに頬を触られ、 頬が熱くなっていく。
北斗くんが真剣な眼差しで私を見つめる
中村○○
ッ...
松村北斗
お願い、
中村○○
ほ、北斗、くん...///
私が名前を呼ぶと北斗くんは1度下を向き照れ隠しをした。
松村北斗
はぁ、好き///
そう呟くと、私の目を見てこう言った。
松村北斗
やっと○○ちゃんを独り占めできる
中村○○
(もう、どうにでもなれ)
中村○○
(こんな事、滅多にない)
中村○○
(私は家族もいないし、仲のいい人もいない)
中村○○
(北斗くんだけが支えだった。)
中村○○
(その北斗くんが私を欲してるのなら)
中村○○
(どうなってもいい)
中村○○
北斗、くん...///
中村○○
まだ、少し怖いので、頭ポンポン
中村○○
してくれませんか、?
松村北斗
ッ///
松村北斗
俺が怖い思いさせてるのに、いいの?
中村○○
((コク
松村北斗
おいで?
中村○○
((トコトコ
中村○○
((ストン
松村北斗
ごめん、怖くないよ、?((頭ポンポン
中村○○
(落ち着く...)
松村北斗
○○ちゃん、聞いてもいいかな
私達はむきあって、 私は北斗くんに手を握られている。
中村○○
は、はい
松村北斗
俺のどこが好き?
中村○○
そ、それは
中村○○
(恥ずかしいよ///)
松村北斗
教えて、?
中村○○
ッ...優しくて、面白くて、オシャレで
中村○○
イケボで、ダンスと歌が上手くて、
中村○○
頭が良くて、SixTONESのメンバーが大好きで、ワンコみたいに可愛くて、でも色気があって、かっこいいところ、です。///
松村北斗
ッ〜///
松村北斗
俺の事ちゃんと見てくれてるんだね
松村北斗
はぁっ、好き
中村○○
当たり前ですよ、
中村○○
推しなんですから、///
松村北斗
推し...か
中村○○
(なんで暗い顔するの?)
松村北斗
推しじゃなくて、好きな人
松村北斗
ひとりの男として好きになって欲しい
中村○○
(もう...なってるよ)
中村○○
(でも、それを言うと...)
松村北斗
俺は○○ちゃんの事一人の女性として本気で愛してる
中村○○
(照れるじゃん...///)
中村○○
あ、あり、がと///
中村○○
あ、あの
松村北斗
なに?
中村○○
私を誘拐して、も、もし
中村○○
警察に、見つかったら、北斗くんは
中村○○
捕まっちゃう、、
松村北斗
俺の心配してくれるの?
中村○○
ッそれは...
松村北斗
ありがとう
松村北斗
でも、見つかった時のそれなりの覚悟は出来てるから
松村北斗
メンバーには迷惑かけるけど...
中村○○
(そんなのダメ...)
中村○○
(北斗くんが捕まって、SixTONESがバラバラになるのなんて...)
松村北斗
夜ご飯は食べた?
中村○○
((首を横に振る
松村北斗
今から作るね
ガチャ
北斗くんは部屋から出ていった
中村○○
やばいやばいやばいやばい
中村○○
え?私ほんとに北斗くんに誘拐されてる?
中村○○
それにハグとか頭ポンポンとか...///
中村○○
んぁぁあもぅ///
中村○○
北斗くん...私を愛してるって...///
中村○○
でも、誘拐までしなくても...
中村○○
誘拐ってなると、怖いな...
北斗くんが私に着けた首輪を触り、事の重大さを知った。
中村○○
どうしよ...