短編シリーズ

時刻は7時52分

私は今日も先輩の教室に行く。

そして

告白するつもりだった…

時刻は7時52分

今日もあの後輩がくる

いつものように告白して教室へ戻るんだろう。

でも…

今日はあいつが来るのが楽しみで、少し緊張した。

やっぱり来たよ‪w

今日も「先輩！好きです！」 って言うんだろう‪w

あみは、それだけ言って教室に戻って行った

友達の話なんか聞かず真っ直ぐにあみを追いかけて行った

私は先輩におはようございますだけ言って教室に戻った

いつもだったら「先輩好きです！」って言ってた

でも聞いちゃったんだ

💗先輩に彼女がいること

噂とかじゃない。

「💗は私の彼氏だからもう好きとか言わないでね？」

なんて目の前で言われちゃったんだもん

でもすぐに忘れられるわけがなくて

挨拶だけは、いいかなって思って

挨拶したらすぐ逃げた

しかも告白した数だって数えてた

今日告白してたら99回目になってた

なんて思っても、もう遅くて

泣きそうになってた

すると、右腕を誰かに掴まれた

考えなくても分かった

ふわりと優しいにおいで…

💗先輩に掴まれたまま空き教室に連れてかれた

黙っていると

私は一瞬びっくりしたけど

それと同時にムカついた

先輩には、あんな可愛い彼女がいるのに

なんでそんなに期待させるような言い方するんですか

私はまた泣きそうになった

💗先輩は無言で私を見つめてきた

︎︎❦ℯꫛᎴ❧

❣500〜