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幸乃【母】
結羽音！起きて
結羽音(ゆうね)
んーおはよー
幸乃【母】
うん、おはよう
幸乃【母】
ご飯できてるよ。
結羽音(ゆうね)
はあーい
私は、階段を降りた
リビングのドアを開けると
お母さんのお姉ちゃんがいた
幸乃【母】
里穂お姉ちゃん、おはよう
里穂
うん、おはよう
里穂
人足先にご飯食べてたよ
結羽音(ゆうね)
ねえねえ、今日のご飯なに？
里穂
さあ？見てのお楽しみ！
結羽音(ゆうね)
ちぇーケチ！
幸乃【母】
こら、そんな事言わないの!!
里穂
あは、良いって良いって
里穂さんは、本当のおばさんではない
本当のおばさんは亡くなったらしい
結羽音(ゆうね)
ママ～ご飯は？
幸乃【母】
あっ、そうだね
ご飯用意するからね！
ご飯用意するからね！
10分後
私はご飯を食べ終えて学校の鞄をもって外に出た
幸乃【母】
行ってらっしゃい
結羽音(ゆうね)
いってきまーっす！
私は元気に返事をした
私は学校に行くのが嫌だ
なぜなら
ｶﾞﾗﾗ
教室のドアを開けると
ザワザワしていた教室が一気に静まり返る
そして、全員私に目を向ける
私は無言で自分の席へ座った
そう、私は
虐められている
でも、一人だけが私に優しくしてくれる
萌羽(めう)
ゆ、結羽音ちゃん、大丈夫??
結羽音(ゆうね)
??大丈夫…だけど…なんで？
萌羽(めう)
皆に無視されてたから
結羽音(ゆうね)
毎日だよ、流石に慣れちゃった、あはは
萌羽(めう)
そういうものなの？
結羽音(ゆうね)
心配しなくても、大丈夫だよ？
萌羽(めう)
そう、じゃあ昨日の話の続きしよう？
結羽音(ゆうね)
うん、そうしよう！
平和な会話をしているなかに虐めのリーダーが割り込んでくる
心愛(ここあ)
あらあら、萌羽さん？
萌羽(めう)
はい…？
心愛(ここあ)
そんな奴と話しても面白くないわよ??
心愛(ここあ)
私達と話しましょ？
結羽音(ゆうね)
(小学校でも虐めってあんのか…)
この心愛は理事長の娘で金持ち
何か気にくわない事があればすぐにパパを呼ぶだの退学だの言う
それは先生にも一緒だ会わない先生が居れば来年には何処かへ転勤する
そんな我が儘娘だけど、理事長は何にも思っていないこれが普通とでも思ってるんだろうか？
結羽音(ゆうね)
あの…私と話してるんですけど…
心愛(ここあ)
何ですって？
貴方みたいな方が気安く話さないでくれるかしら？
貴方みたいな方が気安く話さないでくれるかしら？
結羽音(ゆうね)
(面倒くさ…
小学生ってこんな喋るっけ？)
小学生ってこんな喋るっけ？)
結羽音(ゆうね)
(私も小学生だけど)
心愛(ここあ)
不細工な癖に
結羽音(ゆうね)
そうですか…
結羽音(ゆうね)
では、貴方はもっと私より不細工ですね。
結羽音(ゆうね)
容姿は美しくても中身が不細工ではモテませんよ？
心愛(ここあ)
なっ…何を偉そうに！
心愛(ここあ)
決めたわ！私、貴方をパパに言いつけるわ！
心愛(ここあ)
絶対明日には学校に消されてると思いなさい!!!!
とバタバタと教室から出ていった
結羽音(ゆうね)
萌羽ちゃん、続き話そっか
萌羽(めう)
や…やっぱり良い!!
結羽音(ゆうね)
え…？
萌羽(めう)
迷惑かけるなら私、結羽音ちゃんとは話さない！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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