三
「任務」
そろそろ夕暮れだ。
出ないと鴉に怒られる…。
仭惺 梼
ひさ ばぁさん
此処まで迎えられるとは…。
ひさ ばぁさん
ひさ ばぁさん
“誇り高く”
そんなもの、私にはできない。
”ご武運“
あるのだろうか。
仭惺 梼
一礼して即刻出た。
クロ(鎹鴉
クロ(鎹鴉
うるさいなぁ…。
クロ(鎹鴉
分かっている。
仭惺 梼
そう思いながら、
急ぎ足で走る。
クロ(鎹鴉
仭惺 梼
外からも十分禍々しかったが、
中はより一層暗く、不気味だ。
ギギィ
仭惺 梼
嫌な音だ。
鬼殺隊
鬼殺隊がもういる。
鴉に呼ばれたのだろうか。
鬼殺隊
何故か刀を振りかざして来た。
ご法度なのではないのか。
その時、
隊士の肩辺りに白っぽいものが見えた。
仭惺 梼
わからないけれど、切ってみる。
仭惺 梼
鬼殺隊
崩れた…。
いや、力が抜けたのか。
仭惺 梼
鬼に操られ、人生を遂げるとは…。
仭惺 梼
先に進もう。
大正コソコソ噂話
仭惺梼の鎹鴉、ガラスは蒼い飾り物を着けている。 一目で自分の鴉と判別するために着けているらしい。
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