すとぷり学園(能力)

第7話:迎え…？

ﾄﾞｶｰﾝｯｯ！！

ﾄﾞｶｰﾝｯｯ！！！

コツコツコツ

神の子なんですから。

ジェルsid(昔の記憶)

俺は、両親がＳランクだったために、暮らしには困んなかった。

だからこそ、

俺の知らない世界が知りたかった。

当時5歳ぐらいだっただろうか。

その時の俺は、周りの環境に興味を持っていた。

だからだろう。

俺は大きなゴミ捨て場に忍び込んでいた。

そのゴミ捨て場には、

俺たちが捨てたであろう、

色んな家具や食材、衣類などが山ほどあった。

ｶﾞｻｺﾞｿｯ…

その途端、

なにやら、

ゴミを漁るような音が聞こえた。

カラスだろうか。

普段は気にしない俺だが、

この時、何故か俺はそっちへ行ってしまった。

ｶﾞｻｺﾞｿｯ…

ほら、何も無い。

だけど……

黒い影が見えた。

あれは絶対に人の影。

それは、俺に気づいた瞬間隠れてしまった。

俺は手を広げて飛んで、

何も無いことを確認させた。

なんて姿だ。

これを見た俺は、少し悲しくなった。

それでも俺は、名前を尋ねた。

その子の声が、

どんなに小さくても、声は聞こえた。

その時、最初に思った。

「あぁ、なんて静かな子だろう。」

それと同時に思う。

俺がそう思うと、

"彼"は、

っと続けて、過去の話をしてくれた。

今でも忘れられない感覚。

彼は、

まるで"俺の心を呼んだかのような"

タイミングで話してきた。

そして、

俺はさとみの事が気になり、

いつもここへ来た。

あの日が来るまでは…。