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流れ星が消えないうちに　(赤病気パロ)

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流れ星が消えないうちに　(赤病気パロ)

第7話 - 嘘つき。

1,349

2022年03月24日

#stxxx

#赤

#癌

#ちょっぴり感動

ぴかぶぅ@1.10🔙

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ぴかぶぅ@1.10🔙

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主

皆さん…(笑)

主

主がなぜ笑っているのか、というと…。

主

前回、主が忙しいから、♥2000ついたら新ストーリー書くよんって言ったじゃないですか？

主

一瞬で越えてましたね…(笑笑)

主

目ん玉飛び出ました!!(⊃ Д)⊃≡ﾟﾟ

主

後、コメントもありがとう❤やる気ぶち上がりです⤴

主

いつも応援ありがとうございます😭✨

主

それでは…。

本編へどうぞっ(￣0￣)/

桃ちゃんから問い詰められたあの日から、２日が経った。

最近、なんか凄い桃ちゃんから疑われるようになった。

赤

俺、演技下手だなぁ…。一応、元演劇部なんだけどなぁww

俺は、そう呟きながら窓を開ける。初春の少し暖かな風が部屋の空気を満たしていく。

赤

今日は……。病院に行かなくちゃ。

赤

(憂鬱だな…。)

この心地よい朝をぶち壊すように、カラスがけたたましく鳴きはじめる。

赤

うるっさ…。

最近、普通の音量でも頭が痛くなる。

薬を飲む量が増えたから、今日はそれを貰いに行かなくちゃ。

赤

すとぷり会議…。２時から、か…。

赤

急げば間に合う…、はず。

赤

じゃいってきまーす…

誰もいない家に挨拶してしまう癖は、もう治らない

病院にて

お医者さん

本日は…。どうされましたか？

赤

あの、痛み止めの薬を切らしてしまったのと…。
最近、めまいが酷くて、血も吐くようになったんです。

お医者さん

分かりました。では、また薬を出しますね。

お医者さん

………。赤さん。

赤

は、はい…？

お医者さん

手術をしないと、この痛みがずっと続きますよ。
今、処方している薬は、あくまで「痛み止め」です。
赤さんの脳腫瘍の進行は、通常と比べて早いんです。
赤さんはまだ若い。回復も早いです。
私は、強く手術を勧めます。

赤

先生……。俺は手術をしません。
もう、俺は十分生きました。
死は覚悟しています。

お医者さん

そう、ですか…。
分かりました。医者は患者を治すだけです。
プライベートには干渉できません……。

お医者さん

では、こちらの薬と、

お医者さん

診断書、そして治療説明書をお受け取り下さい。

赤

はい、分かりました。

お医者さん

少し重いですが、大丈夫ですか？

赤

はい、大丈夫です。

お医者さん

では、異常があれば、すぐに連絡を下さい。

赤

分かりました、失礼します。

赤

ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、

病院を抜け、俺は会社へと急ぐ。駅前の電子時計を見ると、予定時間の7分前だった。

赤

(大丈夫。まだ間に合う。)

俺は、親子連れやカップルが賑やかに歩く街中を人混みを掻き分けながら会社へと走る。

なぜか、俺の回りだけ時間が速く感じる。

以前、人間の心臓は一生で約20億回鼓動する、と聞いたことがある。俺の心臓も20億回分近く鼓動したのだろうか？そんなことを考えながら走っていると、会社が見えてきた。

赤

ふぅ、ついた…。

赤

ハァ、ハァ。

俺は、２階にある会議室へと急ぐ。

赤

(よし、2段飛ばしだ…‼)

赤

あ、あれ…？

足がうまく上がらないのだ。力が入らない。あげても、その足は弱々しく垂れ下がるだけだ。前は、こんなこと簡単だったのに。

赤

俺、弱いなw　もう、ダメかもww。

2段飛ばしすら出来なくなる程、弱った自分の体を嘲笑い、俺は会議室へ向かった。

一方、その頃、会議室では…。

黄

ふぅ、やっと着きました…。

青

黄くんは相変わらず遅いなぁwww

桃

そういう青もさっき来たばっかでしょ(笑笑)

紫

五十歩百歩だね(笑)

青

……むぅ(｀ε´ )

橙

ｗｗｗｗｗ
……、あれ？そういえば赤は？

黄

言われてみると…、見てませんね。

紫

どうしたんだろ、

赤

ごめん、みんな、遅れた。

桃

珍しいなwww
どしたん？

赤

あー、ちょっと電車に乗り遅れて…。

橙

大丈夫か？

赤

うん、大丈夫だよぉ
…、ちょっとトイレいってくる。

赤がトイレにいった後……。

橙

なーなー、最近、赤おかしくない？

黄

あ、それ僕も思いましたっ！

青

ねぇねぇ、赤くんにドッキリしない？
僕も、前されたし。

すとぷり(赤除く)

賛成。

桃

うーん、最近、あいつ元気ないし。

紫

元気付けてあげたいよね…

橙

え、でも、なにするん。
はよせんと赤戻ってくるで。

青

ここはね～。
やられたらやり返す！　で、赤のカバンにゴミ入れる！

桃

陰湿な嫌がらせだなwww

青

だって、僕も前におんなじことされたもん！

黄

確かに、ゴミいれちゃいましょo(^o^)o

橙

やっぱり黄ちゃんはらぐｒ…

黄

ん？今、何て言いましたか？

橙

いや、何でもない。

紫

ｗｗｗｗｗw
じゃぁ、赤くんのカバンへlet's go !

すとぷり(赤除く)

おー！(￣0￣)/

橙

青～？何入れるん？

青

うーん……………
あ、じゃあ、さっき食べたバナナの皮にしよっ♪

桃

いや、草ｗｗｗｗｗｗ

黄

赤のカバンは…。
あ、ありました！よいしょっと…
なんか、重いですね

紫

ん？何入ってるんだろ？

青

うん？何入ってんのって…。

何これ。

俺たち/僕たちが見たのは…… 大量の薬と、診断書。そして、分厚い医療本だった。

赤

ふぅ、ふぅ……。

なんだか、みんなといることが気まずくなって、俺は会議室を抜け出した。仲間にも嘘をついてしまう自分が情けなくなる。

赤

俺、もう仲間失格だな…。

さっきから、脳腫瘍の主張が激しい。ガンガンガンガン、頭を痛め付けて「ここにいるよ」と訴えかけてくる。

赤

痛い…

赤

あ、薬…。

赤

(薬がない)

赤

あ、そうだ。カバンの中だ。

俺は会議室へと戻ることにした。

赤

ごめん、ごめん！
ただいま～って、みんなどうしたの？

みんなの様子がおかしい。全員、俺の方をじっと見つめてくる。

紫

ねぇ。赤くん。これ、どういうこと？

赤

…？

紫くんが指差した先を見ると、そこには、今日の朝、病院で貰った薬と紙があった。

赤

(え、何で…？)

今の状況に頭が追い付かない。でも…。今が「やばい」と言うことは分かる。

桃

なぁ、赤。
俺さ、この前、「なんかあった」って聞いたよな？
何が「なにもないよ」だ。
何で隠してんの？
そんな、話せなかった？俺ら、そんなに信用なかった？

赤

……………

赤

桃達には関係ないだろ。

桃

………は？
いや、めちゃくちゃ関係あるだろ。
何言ってんの？
普通、すぐに話すよな？

俺は、桃ちゃんの「普通」という言葉にカチンと来た。

赤

「普通」？
「普通」って何？
俺、普通じゃないから分かんないんだけど。
別に、言ったところで何かが変わる訳じゃないよね？
ウザいんだけど。正直。

紫

ちょ、赤くん。それはさすがに言い過ぎ。

紫くんが注意するが、俺の怒りは止まらない。

赤

……てか、何で俺のカバン開けられてんの？

青

ビクッ

赤

人のカバン開けるとか、まじ最低。
最悪。

橙

赤。何でそんなに怒るん？
そこまで言わなくてもいいんちゃう？

赤

……………。
俺、帰るわ。

黄

ちょっと、赤！？

俺は後ろで止める黄くんの声を無視して、音をたてて扉を閉めた。

赤が帰った後……。

赤

バタンッッッッ(扉を乱暴に閉める)

すとぷり(赤除く)

………………。

紫

……。みんな、今日の会議は中止にしよっか。

橙

えっ。

紫

やっぱり、このままにはできない。
赤くんの病気のことも気になるし…。
今から、みんなで赤くんの家に行って、話し合おう。

黄

分かり、ました…。

青

僕も話したい。

橙

そうやな。

桃

………ん……。

紫

じゃあ、行こっか。

赤くんの家に。

紫

…、赤くんの家、ここだ、よね？

黄

そうだと思います。

ピーンポーン(インターホンの音)

橙

赤～？いる？
入っていい？

青

返事、ないね？

紫

あれ…？
ドア、鍵かけられてない。

黄

ん？おかしいですね？開けてみます？

青

そうしよう。

ガチャッ

橙

え、赤？

黄

赤、赤！？

青

え、ちょ、ちょ、え？

桃

……………ぇ…………

紫

ちょっと、みんな！

救急車呼んでっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!

主

はい、皆さん、お帰りなさい…。

主

なんか、最後やばかったですね…。

主

後、長すぎましたね(笑)

主

さて、

次回予告

主

赤の家に入ると、気を失っている赤の姿が。

主

慌てて、紫、橙、桃、青、黄は病院へと駆けつける。

主

そんな５人に、医者は驚きの宣告をする。

主

赤の隠した「問題」を知った５人は_________?!

主

楽しみにしててね！

主

後、感想コメントもよろしくです！

主

無言フォロー、無言ブクマ、🆗です！

主

じゃ、またね～ヾ(´･ω･`)ﾉﾞ