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獅王
ｯ...。
恋珀
獅王！
獅王
こは...く...。
獅王
お前...なんでここに...。
恋珀
なんでって、心配だからに決まってるでしょ。
獅王
心配？...なにが？
恋珀
獅王、まさか覚えてないの？
獅王
何がや？
獅王
どういうこと？
恋珀
獅王、昨日の夜暴れたんだよ。？
獅王
ｯ...暴れた？
獅王
俺が？
恋珀
毒で理性を失って、暴れたの。
獅王
そういうことやったんや。
恋珀
あの、さ。
恋珀
私、あの。、
恋珀
本当に、ごめn
獅王
謝るな。
恋珀
ｯ...
恋珀
でも。
獅王
でもちゃう。
獅王
何回言ったらわかるん？
獅王
恋珀のせいちゃうって言ってるやろ？
獅王
だから、引っ掻き回さんくていい。
恋珀
ｯ...でも。
獅王
まさか、兄貴になんか言われた？
恋珀
ｺｸｯ
獅王
ほな、俺が毒に弱いってことも知っとる？
恋珀
ｺｸｯ
獅王
そっか。
獅王
俺、かっこ悪いやろ。(笑)
獅王
ほんまは怖いのに、出しゃばって、ボコボコにやられて。
獅王
俺、ほんまは超ビビりなんよ。
獅王
ほんまは、千璃に会うだけで逃げ出したくなる。
獅王
ほんまかっこ悪いわ。
恋珀
そんなことないよ。
恋珀
だって、誰しも弱さはあるんだから。
恋珀
きっと、千璃さんにも弱さはあるよ。
獅王
ｯ...。
恋珀
かっこ悪くなんかない。
獅王
恋珀はほんま優しいな。
唄
やめてっ！
唄
離してよっ！
獅王
ｯ？！
唄
やめてよ！
唄
しーちゃん！助けてっ！
獅王
唄ｯ！？
獅王
唄ｯ！！
恋珀
唄ちゃん！
千璃
獅王。
獅王
ｯ千璃...。
千璃
あんた、仕事放棄して女の子と遊んでたわけ？
獅王
何が言いたいんや？
千璃
門、空いてるわよ？
獅王
ｯは？
ｸﾞﾜﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｧﾞｱﾞｱﾞｱﾞｯ
獅王
ｯ？！
獅王
恋珀ｯ！伏せろｯ！！
ｼｭｯ
千璃
やだ、獅王ったらイケメンね〜！
獅王
何がしたいんやｯ！
千璃
何って。
千璃
そんなのあんたが一番わかってるでしょ？
獅王
ｯ...。
千璃
息子があんたに何したって言うの？
獅王
そら...
千璃
息子が。
千璃
冬樹があんたに何をしたのよｯ！
千璃
教えて頂戴。
千璃
ねぇ、あなたの癪に障るようなことをあの子はしたの？
千璃
どうなのよ！！
獅王
なんも...しとらん。
千璃
じゃあ、何故。
千璃
何故、あの子が死ぬまで嫌がらせをしたの？
獅王
...。
千璃
あんたには、あの子よりも苦しんでもらわないと気が済まない。
ｼｭｯｯ
獅王
ｯ！！
千璃
ｱﾊﾊﾊﾊﾊﾊｯｯ
千璃
何？今更同情してるの？
恋珀
獅王ｯ！
恋珀
どうしたの？
恋珀
戦わないと死んじゃｯ...？！
獅王
ｯﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧ...(震)
恋珀
獅王、。
唄
しーちゃん！ねぇね！危ない！
獅王
ｯ？！
ｼｭｯ
獅王
大丈夫か？
恋珀
あ、うん。
恋珀
獅王こそ大丈夫なの？
獅王
もう大丈夫や。
獅王
もう逃げへん。
獅王
今日決着つけたるわ。
獅王
千璃。
獅王
お遊びは終いや。
獅王
本気で来ぃや。
ｻﾞｯ
ｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞﾝｶﾞｷﾝｯ
ｶﾞﾝｷﾝｶﾞﾝ
恋珀
唄ちゃん、もう大丈夫だよ。
唄
ねぇね(泣)
唄
怖かったよぉ(泣)
恋珀
大丈夫、大丈夫。
恋珀
獅王が頑張ってるから。
恋珀
応援してあげて。
唄
うん。
ｶﾞﾝｯ
獅王
ｶﾞﾊｯ...
ﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀﾎﾟﾀｯ
千璃
もう終わり？(笑)
獅王
お前、よくそんなこと言えるなｯ...(笑)
千璃
は？
千璃
ｯ？！
千璃
ｳﾞｯ...ｺﾞﾎｯｶﾞﾊｯ...
千璃
嘘でしょ、いつの間に？！(心)
獅王
毒、弱いんやろ？
獅王
俺と一緒やな...。(笑)
獅王
ｯ...ｶﾞﾊｯ。
獅王
俺...。
獅王
今まで、お前に言わなあかんことあったわ。
獅王
ほんまに、すまなかった...。
千璃
ｯえ...
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