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桃side

深夜12時。

いつもこの時間は俺も 他の兄弟も寝てる。

でも今日は赤に

「バイトはしてるのか。」

「なんのバイトをしてるのか。」

それを聞くために赤が帰って来るまで 起きておく事にした。

それをみんなに言うと、

「俺も起きとくよ。」

と答えたので一緒に 起きておく事にした。

深夜3時。

全く帰って来る様子が無い。

俺は眠くて頭が重い。

目を擦って何とか起きてた。

深夜4時。

がちゃ、

と鳴る音で反射的に扉を見つめる。

ゆっくりと開いた扉の向こうには、

ふぅ、

と、吐息混じりな声を出す、

赤が居た。

服が少し乱れていて、

髪も崩れてる。

頬がほんのり赤く、

俯きながら壁に寄り掛かる姿は

まるで男を誘惑してる様。

困惑してる様に紫ーくんが声を掛ける。

赤、くん、?

黄も少し心配気味に訊ねる。

そんなフラフラしてどうしたんですか?

俺もずっと気になってた事を 真剣に訊く。

いつもこんな遅くまでバイトしてんの?

赤にはあまり届いてないようだった。

さっきと変わらず、 俯き気味に息を切らしてる。

と、そこに 青が呆れたように呟いた。

なんのバイトしてんのさ...

続くように橙が 手招きをしながら喋り出す。

早よこっち来な、

橙が喋り終わると、

赤はもっと深く壁に寄り掛かる。

そして不満気な顔をしながら

...余計なお世話だから。

ぼそっと呟いた。

足を重そうに引きずりながら 向こうのドアへと歩いて行く。

まだ聞きたい事があった俺は、

、おい、待てよ。

赤の手を握っていた。

赤はすぐこちらを向いて、 じっと俺を見つめる。

見つめてると思ったら 悲しい顔をして目を逸らした。

と、同時に俺の方へ倒れ込んで来た。

ぅお、

り、赤?

赤っ、

何度呼び掛けても返事が無い。

赤の顔を覗くと 静かに寝息をたてて寝ていた。

俺は立ち上がり、赤を姫抱きする。

赤、寝てる。

あ、寝てるだけ、?

うん、

そっか。

良かった、。

赤の部屋に運んで来るわ。

お願いするね、

りょーかい。

紫ーくんと少し話して、

2階へ繋がる階段を登った。

next→♡200

次回短くなっちゃうかもです。。 出来るだけ長くしますっ! ごめんなさい...

『救ってもらっていいですか。』

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コメント

16

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…2400になってるよ?WWW

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