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so視点
今日は最終日。俺の日。
山田さんやゆーまくんは土日だったけど、 今日は月曜日、学校がある。
久しぶりにこむくんが家に来る。 それが嬉しくてウキウキで家を出た。
学校に着き、授業を数時間受けると 昼休みが来る。 前までは昼休みになるとこむくんの クラスまで行っていたのだが、 僕やたくぱんさんだけじゃなくて 8人がF組に集まるようになって、邪魔になるので 適当な空き教室に集まるようになった。
そこに行くともうすでに皆がいた。
お泊り会をした皆のエピソードが ポンポンと飛び交う。
なんか、お泊りは俺だけの特権、みたいに 思ってたから少し皆に嫉妬してしまう。
それに、もうこむくんは何回もうちに 来ているから、 多分皆とのお泊り会みたいに 特別感のある、わくわくするお泊り会を することはできないだろう。
不安が、連想ゲームみたいに広がっていく。
放課後。
部活が無いのでそのまま家に帰り、彼を待つ。
インターホン
お母さん
もう何回も何回もうちに来ているので、 いつの間にか彼が来た時は おかえりとただいまが飛び交うように なっていた。
ちょっとずつ増えていったこむくんの場所
彼が家に入って真っ先に向かった 俺の部屋の押し入れの一部には、 こむくん用の布団と、荷物を入れるカゴが あった。
こむくんが荷物を置くと、 僕と一緒にリビングのソファに座る。
こむくんが馴染んでしまった この家では、こむくんに何も特別なことが できない。 楽しそうな話をされると余計に 何か悲しくなった。
バレてた…
僕が嫉妬してたことがバレて、 どちゃくそ煽られる。
けらけらと笑うこむくんを見て、 こむくんとこの話をして、 不安や嫉妬が、なくなることは無かったし なんなら深まった。けど…
ムカついて、悔しいから。 いなくならないって、一生僕のそばにいるって 確信できるくらい、 この人を惚れさせてやるって、 そう強く思った。
km視点
お泊りウィークが終わり、 息をつく間も無く今日も学校。
この1週間、あいつらの家を行ったり来たりして めっちゃ忙しかったけど、 その分すごい楽しかったから。 今日、お泊り会の振り返り(?)を 皆とすんのが楽しみで 何となく上機嫌なまま、放課後部室に向かった。
一応、お泊り会は企画なので。 観点別に皆の家を評価するらしい
……なんて、お泊り会のことを思い出しながら 部室の扉を開けようとすると、 なんかいつにも増して騒がしい。
何騒いでるんやろ。 まぁどうせくだらんことやろーな。 なんて思いながら扉に手をかけた。
え?俺の話?
ガラガラ、と扉を開けて皆に尋ねる。
皆が俺を見る。 そしてちょっと焦ったり、 逆に何か決心したみたいな顔をしたり。
コメント
1件
この時点で、最高ッ🥹💞🫶 いや、もうmeタヒにますよ???? 多分次の話見たら多分meタヒんでるんで、タヒのカウントダウンいってきまーす✌️★