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佐奈

紗由

紗由

ん?なにお姉ちゃん

佐奈

部屋の片付けをしましょ

紗由

あ、えぇー。

佐奈

最近散らかりすぎよ

佐奈

片付けをしないと

佐奈

帰ってきたお母さんに怒られるよ

紗由

お母さん?!

紗由

帰ってくるの?!

佐奈

うん、さっき連絡があったわ

紗由

うん!それなら片付ける!

佐奈

お利口さん、なら片付けよっか、

紗由

うん!!

うちの家族は五人いる

でも、そのうちの三人は

仕事の事情で外国にいる

お母さんとお父さんとお兄ちゃんだ

私たちは二人で暮らしていて

たまにお婆ちゃんが来るくらい

子供二人で生活はとても苦しいけど

お母さんがお金は送ってくれるから

ひとまず安心

三人のかなでも特にお父さんは仕事ばかりの

仕事ばかってやつ?

ここに帰ってくることはまずない、

お母さんもそうだ

お兄ちゃんは跡継ぎのためにあっちで育てられている

お兄ちゃんは勉強熱心で

私たちでさえも顔をあまりみたことのない

紗由の場合は一個もみたことがない

一回でいいから家族全員で集まってみたい。

でも、今の私たちは

お母さんが帰ってくるだけでとても充分

お母さんが大好きだから、

忙しいなかここに来てくれるだけでも

胸が張り裂けそうなほどうれしい、

紗由

お姉ちゃん

佐奈

ん?どうしたの、紗由

紗由

押し入れの奥でこんなお人形さん見つけたよ!

紗由

とってもかわいい、五人いるよ

佐奈

っ!

佐奈

(これは!)

佐奈

(お婆ちゃんが私たちに寂しくならないように作ってくれた)

佐奈

(熊の家族人形)

佐奈

汚れてるね、きれいにしてあげようか

紗由

うん!

佐奈

っと、その前にお片付け

紗由

えぇー、はーい

佐奈

さっさと済ませるよ

紗由

うん!

この人形

私はいつこんなところにしまったっけ

あ。

家族と離ればなれになって

みているともっと悲しくなっちゃって

私はしまったんだ、

しかもとても乱暴に、

押し入れのなかに投げ入れて。

....。

とても、悲しかっただろうね。

そう言えば、

あの人形をしまった次の日

お母さんは足を捻挫して

お父さんは腕を骨折

お兄ちゃんは車に引かれて

あのときは

人形の呪いかなとか、思ってたけど

そんなわけないよね、

紗由

お姉ちゃん!お片付け!

佐奈

あ、ごめんごめん。

早く、お母さんを迎える準備をしなきゃ

ピーンポーン

佐奈

お母さん!

佐奈

あれ?この人たちって

佐奈

お父さん!お兄ちゃん!

紗由

え?!

たったったっ!

佐奈

お母さん!お父さん!お兄ちゃん!

紗由

こ、怖いよ、お姉ちゃん、あのひと、誰?

お母さん

あら、二人とも久しぶりね

お父さん

元気にしてたか?

お兄ちゃん

....。

佐奈

うん!

佐奈

さあ!上がって上がって!

紗由

お母さんお母さん、この人誰?

お母さん

あ、この男の子はね、紗由のお兄ちゃんよ

お兄ちゃん

紗由、はじめまして

紗由

お兄ちゃん?!

お父さん

はっはっはっ!

お父さん

顔を見たことないもんな!

お父さん

がっはっはっ!

佐奈

お父さんの笑いかたすごいね、んふふ

お父さん

面白くてな、はっはっ!

お兄ちゃん

お父さん。

紗由

あのね!紗由ね!

紗由

お姉ちゃんと一生懸命ご飯作ったんだ!

佐奈

紗由

見てみて!

お母さん

あらっ、すごいじゃない~

お父さん

うまそうだな

佐奈

って!!

佐奈

そういえば!

お母さん

どうしたの?

お父さん

どうした?

お兄ちゃん

なんだよ、佐奈

佐奈

帰ってくるのお母さんだけじゃなかったっけ?

お母さん

そうだったんだけど、お父さんも帰りたいって言い出したから

お母さん

一緒に帰ってきたのよ

佐奈

そうなんだ!

佐奈

うれしい!お父さんありがとう!

お父さん

佐奈、そんなことはない、さぁ、ご飯を食べよう

紗由

食べよう~

お兄ちゃん

あぁ。

いっただっきまーす!

佐奈

美味しい、

お母さん

あらっ、とっても美味しいじゃない

お父さん

あぁ!感激だよ

お兄ちゃん

....モグモグッ

紗由

やったね!お姉ちゃん

佐奈

うん。

お母さん

佐奈、そういえば

お母さん

せっかく帰ってきたからアルバムを見たかったのよー

お父さん

いいな、俺も見ようか、

お兄ちゃん

アルバム見んのかよ、

佐奈

わかった、とってくるね!

お母さん

ありがとう~

佐奈

えーと、たしかここら辺に

佐奈

うわっ、あの人形。

佐奈

ビックリしたぁ。

佐奈

よくみると。

佐奈

なんか。

佐奈

不気味だなぁ。

佐奈

怖いな、

佐奈

自分の部屋に置いとくのは、ちょっと。

佐奈

うーん

佐奈

紗由にあげてもしょうがないし

佐奈

捨てよっかな、

佐奈

どこに捨てよう。

佐奈

とりあえずアルバムを渡して捨てにいくか

佐奈

はい!アルバムだよ!

紗由

アルバムアルバム~!

お母さん

なら、見ていきますか!

お兄ちゃん

うっわ、これおれじゃん

お父さん

がっはっはっ!とてもキュート、ではないか!

お兄ちゃん

は?

佐奈

ちょっとごみ捨ててくるね

お母さん

あ、うん

佐奈

どうしようか、

佐奈

ここら辺に、

佐奈

....どうやって捨てようかな。

佐奈

えっと。

カタンッ

佐奈

あれ、なんか落ちた、カッターか

佐奈

なら、カッターできって。

ビリビリッ!ギリッ!チャキン!

佐奈

よしっ。

佐奈

これで、ごみ袋にいれて。

佐奈

すてっ

グチャッ、

ゴロゴロゴロ

佐奈

え?視界が回って。

佐奈

え。

私のからだが目の前に。

嘘、首が?

嘘、嘘、嘘。

姉の熊人形

ユルサナイ、オマエモオナジヨウニシネ

姉の熊人形

サヨウナラ

佐奈

(っ!)

人形の首を切ったから。

嘘。

姉の熊人形

バイバイ、ワタシ

佐奈

っ!

佐奈

い、いやぁぁぁぁぁぁあ!!
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こっわ

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