〇〇
もう、死のうかな...
学校ではいじめられ、家では暴力を振るわれ… 何で、私こんな人生送らなきゃいけないんだろう ねぇ、神様 なんでなんですか? 毎日幸せな人生を送ってる人もいれば、毎日生き地獄のような人生を送ってる人もいる。 彼女達と私達の差はなんなのでしょうか? 教えてください。
とうとう、家を追い出されてしまった私はとぼとぼと歩きながらそんな事を考える。 まぁ、いくら考えたって答えはでないんだろうな そう思ってると視界がグラグラと回ってるような感覚になった。 もう、限界か そう思った時には既に意識を失っていた
〇〇
こ、ここは...?
目を開けるとそこには5人の男の人が
有岡大貴
起きたよ〜!!
髙木雄也
そんな、大きな声で言わなくても…
ほら、ビビってんじゃん
ほら、ビビってんじゃん
有岡大貴
え?あぁ、ごめんね
〇〇
いえ、あ…え?
伊野尾慧
大丈夫?
〇〇
え、あ、はい
大丈夫です。
ご心配ありがとうございます。
大丈夫です。
ご心配ありがとうございます。
八乙女光
寒くない?
いや、上着を被せてあげようって思ったんだけど女性用の服が無くて...
いや、上着を被せてあげようって思ったんだけど女性用の服が無くて...
〇〇
大丈夫ですよ。
全然寒くないんで
うん、うん!
全然寒くないんで
うん、うん!
薮宏太
何か、凄く戸惑ってんだけど
何かあった?
何かあった?
いや、何かあった?って... 何で目の前にJUMP(Hey!Say!BEST)がいるの〜!! え、待って何でこうなった?
有岡大貴
え、何?
どうした?
どうした?
〇〇
あの...
な、何で目の前に…
皆さんが?
な、何で目の前に…
皆さんが?
髙木雄也
あぁ〜、そういう事か!
伊野尾慧
いや髙木、ちゃんと説明してあげなよw
じゃあ、俺が説明するよ
じゃあ、俺が説明するよ
伊野尾慧
あのね、昨日俺達が歩いてる時に誰かが倒れてるっ!って思って...でも、ここで救急車呼んでいいのか分かんなくなって結局家まで連れてきたって感じ
〇〇
そうなんですかっ!!
ありがとうございます。
でも、そのまま置いてってくれたってよかったんですよ?
ありがとうございます。
でも、そのまま置いてってくれたってよかったんですよ?
有岡大貴
えっ!何で?
〇〇
ちょうど、死にたいなぁって思ってて...
八乙女光
何でそんなこと言うの?
え、何か嫌な事でもあったの?
え、何か嫌な事でもあったの?
薮宏太
光、人には話したくない事もあるんだから無理に聞かないで
〇〇
あ、いえ大丈夫です。
ちゃんと話します。
私、今高校3年生なんですけど、学校でいじめられてるんです。もうすぐで卒業式って事もあるのかいじめの内容がヒートアップしてきて…
それに加え、家ではお母さんお父さんそれにお兄ちゃんまで...私に暴力を振るったりしてきて、、、あっ、いわゆる虐待ってやつです。
それが、重なって生きるのが辛くなってしまったんです。
だって、こんなの生き地獄じゃないですか?これからも、こんな生活を続けていくと思うと本当にしんどくて、じゃあ自分から終わらせようって...
だから...
ちゃんと話します。
私、今高校3年生なんですけど、学校でいじめられてるんです。もうすぐで卒業式って事もあるのかいじめの内容がヒートアップしてきて…
それに加え、家ではお母さんお父さんそれにお兄ちゃんまで...私に暴力を振るったりしてきて、、、あっ、いわゆる虐待ってやつです。
それが、重なって生きるのが辛くなってしまったんです。
だって、こんなの生き地獄じゃないですか?これからも、こんな生活を続けていくと思うと本当にしんどくて、じゃあ自分から終わらせようって...
だから...
話している間に過去の事を思いだしてしまって、涙が溢れる。 我慢しようって思ってても 涙が溢れ続ける
髙木雄也
もう、話さなくていいよ。
大変だったね
辛かったね
大変だったね
辛かったね
そう言って抱きしめてくれる。 すると、余計に我慢できなくなって涙が余計に溢れてくる
有岡大貴
...いいよ、
思う存分泣いて。
思う存分泣いて。
八乙女光
ごめんね。
こんな事を話させちゃって
今まで沢山我慢してきたんだもんね。もう、自由にしていいはずだよ。でも、死んだりはしないで
そしたら俺、いやここにいる全員が全力で守るから
こんな事を話させちゃって
今まで沢山我慢してきたんだもんね。もう、自由にしていいはずだよ。でも、死んだりはしないで
そしたら俺、いやここにいる全員が全力で守るから
薮宏太
うん、ここに居るみんなは全員味方だよ
伊野尾慧
うんうん!皆、味方!!
ぬぉぉぉお!いじめたやつもマジ許さねぇ〜
ぬぉぉぉお!いじめたやつもマジ許さねぇ〜
皆が温かい言葉をかけてくれたおかげで、まだ生きていようと思った。こんなの、いつぶりなんだろう... 本当にありがとう。 私は心の底から感謝したのだ。