短編集

途中、ゲイであることを言っている場面があります(*^^*)気をつけてね(*^^*)

私にとって妊娠・出産とは憧れそのものだった

幸せの象徴だった

でも・・・

三月の卒業式の終わったあとの春休み

（主）薬局ね。薬局

妊娠したなんてどうしたらいいの？

あの日、私が妊娠したことが発覚してから3ヶ月が経った。

私はあの日、結局産むという選択をした。

私は、家から離れた高校に入学した。

そこには、友達なんて一人も居なくて毎日無視やシカトされて

辛い日々だった。

その頃、彼に出会った。

会う度、「好き」と伝えてくれる彼に惹かれていく私がいた

苦しくて不登校になっていた私は、転校を決めた。

友達が沢山いて、彼も通っている高校に。

でも、そこで起こることに私はまだ気づいていなかった。

お母さんは何も言わなかったけど、本当は反対していたのだろう。

まだ16歳の私が子供を産むことを。

たとえ、私がこの子を産むのに命と引き換えに命を失ったとしても

💛の方が後ろの席なので振り向く。

丁度自己紹介カードが後ろの黒板に貼られていて

転校してきた時を思い出す（´-`）.｡oO（

そこに居たのは紛れもない元彼でした。

後ろに貼ってある自己紹介カードには、

喧嘩で強いのは、蜜と💗くん 弱いのは俺と💙くん

と書いてあり、

この絵が書いてあった。

大好きで、別れたくなかった人がいた。

でも、私は今💗君と付き合ってるから。

そう思っても目が離せなかった。

大好きだった。絶対に忘れられない人だった。

💛君に再会するなんて奇跡なのか、それとも・・・

私と💛君が別れたのは

ホワイトデーの日、ゲイであることに気づいた💛君に振られたからだった。

やっぱり私は、💛君のことが大好きで。

確かに💗君のことも好きだ。

でも・・・

本気で大好きなんです

私の小さな恋はそうして終止符を打った。

その何度も考えて、苦しんで出したのだろう答えに反対なんかできなくて

💗君を苦しめたのは私なのだ

私に悲しむ権利なんかない

私は、その後すぐに死亡が確認された。

もう二度と会えない愛しかった人。

最後に愛した大事な人

もう立ち直れそうにないで

どうしたらええんや、蜜

周りが暗ぅてなんも見えへんねん

蜜、俺はやっぱり

蜜のことが大好きやったで(੭ᵒ̴̶̷̥́⚰︎ᵒ̴̶̷̣̥̀ᑦ)

いや、大好きやで

本当に大好きだった。

蜜のことを思って別れたが、蜜は💛と付き合おうとはしなかった。

いつかまた会えると思っていたのに

蜜は、俺たちの手ではなく差し伸べられた神様の手を選んでしまった。