いちごの奇病病棟物語

橙
黄の担当医
紫と同じく奇病や精神疾患の治療を目指している

桃
青の担当医
紫、橙と同じく奇病や精神疾患の治療を目指している

赤
遺伝性獣化病、PTSD
犬耳や尾が生えた姿を母親が嫌い、虐待を受けていた。かなり幼い頃のことなのであまり記憶が無い様子だが稀にフラッシュバックしてパニック症状を起こすことがある。幻覚、幻聴を見ていることがある様子である。母親は自殺。緑と共に養子として紫に受け入れられた。

緑
遺伝性獣化病、自然病、微笑み鬱病
赤の姉。赤と同じく虐待を受けていたが、赤を庇うことが多かったため赤よりも多くの傷を持っているはずだが母親への執着が強く、母親から貰った唯一のヘアピンを手放そうとしなかったり母親に1度だけ褒められた髪を切ることや触ることを異常に拒否する。また、自然病の影響で建物の多い場所ではアナフィラキシーを起こすことがある。
赤を守ろうとする気持ちが強く、赤の発作に影響されて発作を起こすことが多い。
植物と会話ができている様子である。

黄
天使病、躁鬱
天使の容貌に対して気味悪がる同級生からのいじめに苦しみ、躁鬱となった。天使の羽が育つにつれて背中に激痛を感じているようで、死にたいと呟くことが多い。苦しむ黄の姿を見ていられなくなった両親に連れられ、入院することとなった。しかし、入院している間に両親が交通事故で亡くなり、養子として正式に橙に受け入れられた。

青
花吐き病、花咲き病、パニック障害
身体中からネモフィラと思われる花が咲いている。花に栄養を吸われている様子で、気持ちが沈むのに比例して多くの花が咲く。喘息のような症状が出ており、咳をする度にネモフィラのような花弁が口から出る。酷い時には喉が切れてしまうようで、血に染った花弁が吐き出されることもある。
黄と同じく容姿差別からのいじめを受けており、パニック障害になったことをきっかけに入院が決まった。
緑と相性が良いようで、近くにいるとお互いの症状が緩和されている様子である。

入院患者のカルテは渡しておきますね。
医師も軽く情報をお教えしておきましょう。
一刻も早く奇病の完治に近づくことを願っております。