るぅころ 心臓移植

るぅです、僕は今入院しています

心臓が悪くて..笑

長くて1ヶ月と言われてます

残りの時間、悔いなく過ごそう..

だから絶対泣きません！

最後は笑顔でお別れしたいですし！

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

莉/ジェが顔を覗かせた

莉が見せたのは, ストロベリーランドのチケット

あぁ、、辛い。

僕はまだメンバーに残り少ない事を言えてない

唯一言えたのが、ころちゃん。

隠そうとしたんですが,

察しの良さに負けました..。

医者が入って来た

ななくんが代表して返事をする

この光景が見られるのもあと少しか..

4人が出ていき

明日手術 と先生は言った。

これで成功しなかったら、僕は死ぬ

行きたかったな..。

皆と、すとろべりーランド。

次の日

凄く怖かった、何を言われるか

興味本意で答えた

言葉が出なかった。

沈黙が続く、そして次の瞬間

いつにも増して素っ気ない態度

僕は少し泣きそうになる。

”ころちゃなんて嫌いだ”

そう考える

僕は皆に見守られながら運ばれた

僕は奇跡的に生存した。

皆が泣いてる、でもそこには

青髪の彼の姿は無かった

青色の手紙にはこう書いてあった

汚くて読みにくい

でも何処か安心するような字体で書いてある文字を僕は全て読み

その場に泣き崩れ落ちた

声が出なかった

涙が止まらなかった

こんなこと..あっていいの

莉がハグをしてくれる

暖かい、

ころちゃとも。この温もりを共有したかった

ころちゃとも。すとろべりーらんどに行きたかった。

ころちゃと...もっと遊びたかった

そんな事を考え、その日はメンバーと 1日中泣いた。

そして月日は流れ、

僕はころちゃと同い年になった

皆が取ってくれたすとろべりーらんどは 今日使った。

僕は青い空を見上げ、心臓に手を当てながらソッと

呟いた

その時、ﾋﾞｭｯと風が吹いた

あれ...。

気のせい..？

まぁいいか。ころちゃ、ありがとう

あの時の大嫌いなんて言葉は嘘です

本当は、大好きですよ。