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連載ブクマ失礼します!
連載ブクマ失礼します🙇♀️ とちゅぅでわからなぃとことか すこしあったけど なんかぃもそこ読んで その場面?を想像して どぅぃぅことかわかった 瞬間号泣しました 😭 大きな木にころちゃんが 三角形を掘って るぅとくんが重ねて 逆三角形を掘った ただの三角形だけど ふたつ合わさったら星になる 特にこの所めちゃ泣きました😿 主様の物語ほんと素敵です 💭✨
ほんと主様素敵すぎる😭😭 連載ブクマ失礼します՞ ⸝⸝> ̫ <⸝⸝ ՞
注意は前回と同様です!!
すごく長くなってしまいました...
申し訳ないです🙇🏻♀️
もし良ければ、 読んでくださーい
あ、あとコメントくれたりハートくれたり、フォローして下さった方々ありがとうございます(˶ˊᵕˋ˵)
では、 いってらっしゃーい👋🏻
僕はお昼休みが始まる合図の 校内に響くチャイムと共に 保健室を出て、音楽室に真っ直ぐ向かう
るくん
お昼休みの音楽室は 僕と先生だけの特別な時間
音楽室は別校舎にあることから 人が来ることはそうそうない
胸を躍らせて 駆け足で階段を上がっていく
なな先生
突然上の階から 人の声がして 僕は驚いて足が止まった
ジェ先生
声でななもり先生と ジェル先生がいることが分かった
なな先生
ジェ先生
なな先生
なな先生
ジェ先生
なな先生
ジェ先生
聞いてはいけないことを 僕は聞いてしまった気がして
僕は慌ててバレないように 階段を下がろうとすると
りくん
さ先輩
りいぬとさとみ先輩が にこにこしながら後ろからやってきた
るくん
僕は焦って2人の手を引っ張って 教室まで走った
りくん
さ先輩
僕は息を整えて 2人の手を離す
るくん
ななもり先生とジェル先生が 2人でイチャついていたなんて 口が裂けても言えない
ただ、あのふたりの秘密を知ってしまったことの衝撃が強すぎて頭が上手く働かず
るくん
るくん
と、誰でも見抜けるような 嘘をついた
りくん
りくん
さ先輩
あっさり2人は信じた
この嘘が通用するとは 微塵も思っていなかった僕は 思わず吹き出しそうになったが 咳で誤魔化した
るくん
るくん
りくん
さ先輩
るくん
さ先輩
さ先輩
るくん
りくん
さ先輩
りくん
2人は楽しそうに 笑いあっていた
りいぬが幸せそうで 僕は嬉しくなった
るくん
りくん
さ先輩
気づいたら僕の頬を 涙がつたっていた
るくん
悲しんでなんかない むしろ喜んでいる
るくん
ずっとりいぬを苦しめて しまっているからこそ
心の底からりいぬには 幸せでいて欲しいと思っている
りいぬが幸せになれるなら 僕は死んでもいい
こんなこと言ったら 笑われてしまうかもしれないけど
りいぬには笑っていてほしくて
それくらい大事な人なんだと思う
りくん
さ先輩
先輩
階段の前の廊下から さとみ先輩の同級生だと思われる 先輩が声を掛けている
さ先輩
先輩
さ先輩
先輩
さ先輩
さとみ先輩は友達が多く 人気者なことが分かった
りいぬからさとみ先輩の話を 何度か聞いたことがあるが とても優しい人なのだと 毎回感心していた
りくん
さ先輩
さらっとかっこいい言葉を言う さとみ先輩はさぞかしモテるだろう
りくん
りくん
りいぬはさとみ先輩の背中を押す
さ先輩
さ先輩
さとみ先輩はポケットから カイロを2個出して 僕らにひとつずつ渡した
さ先輩
さ先輩
さ先輩
さ先輩
さとみ先輩はいたずらっぽく 笑って手を振って走っていった
りくん
りいぬはおにぎりを見つめて 大事に両手で握りしめていた
るくん
りくん
僕らは教室に戻った
りくん
るくん
りくん
るくん
昼食を食べ終わり、 些細な話で盛り上がっていた
女子生徒
突然見知らぬ先輩が 教室に入ってきた
りくん
りいぬもキョトンとしている
しかし、周りにいたクラスメイトは一気にざわついた
どうやら学校の中で1番美人だと言われているさとみ先輩のクラスメイトらしい
女子生徒
りくん
女子生徒
りくん
りいぬは困惑している
すると教室のドアが もう一度開く
なな先生
るくん
ななもり先生に僕は 呼び出され
りいぬと僕はまた後でと 言葉を交わして教室を出た
ななもり先生は 空き教室に僕を連れていった
だいたい言われることは 想像がついていた
脳内でさっきの階段でのことが フラッシュバックする
きっとジェル先生とのことを 黙っていてほしいという口止めだろう
なな先生
なな先生
ななもり先生は普段から 笑顔を絶やさない人だからこそ 真面目な表情が少し怖かった
るくん
なな先生
なな先生
るくん
想定外の言葉だった
なな先生
なな先生
なな先生
るくん
ななもり先生はさすがだった
今まで散々陰湿ないじめを 受けていたが
ちゃんと証拠を集めて 既に保護者にも連絡を取り 校長先生とも話をしているらしい
なな先生
るくん
なな先生
なな先生
るくん
なな先生
なな先生
るくん
素直に嬉しかった
ころん先生は僕のこと ちゃんと見てくれてて
助けてくれたんだ
なな先生
るくん
るくん
僕が1番だと言ったお母さんは 僕を捨てて知らない男と どこかへ行ってしまった
中学校の先生は 口だけで見ないふりをしていた
勝手に期待して 裏切られたと思いたくないから
それならはなから 信じないのが1番だと思ってた
だけど、ころん先生は 僕のことを真っ直ぐ見つめて ずっと向き合ってくれていた
この人なら 信じてみたいと思った
そして、僕を救ってくれた
ころん先生だけじゃなく、 もちろんななもり先生も
るくん
るくん
なな先生
なな先生
なな先生
ななもり先生の言葉は 僕の心の傷を癒してくれた
るくん
ななもり先生は僕の言葉を聞いて 涙を流していた
えらかったね、と僕を抱きしめ 頭を撫でてくれる
るくん
なな先生
ななもり先生は苦しくなるほど 強く抱き締めてくれた
でもとても心地よかった
教室に戻ると りいぬが僕の席に突っ伏していた
るくん
りくん
今にも泣きそうな顔で 僕を見てくる
るくん
僕はりいぬを抱き寄せて 背中をさする
りくん
りくん
るくん
りくん
るくん
るくん
るくん
るくん
るくん
りくん
りくん
りくん
るくん
るくん
りくん
るくん
りいぬは覚悟を決めた顔をして 頷いた
りいぬの小さな拳の中には さとみ先輩から貰った カイロがしっかりと握られていた
その日の放課後、 りいぬはななもり先生に呼び出され 僕は教室で待っていた
さ先輩
教室の扉から さとみ先輩が顔を出した
るくん
さ先輩
さとみ先輩は嬉しそうに 笑っていた
さ先輩
るくん
本当はそんなものはどこにもないがカバンを持って教室を出た
僕は迷わず音楽室に向かった
お昼休みは会えなかったから
るくん
今は誰もいませんように、と 願いながら階段を駆け上がる
音楽室の扉を開けると カーテンが風で揺れ 静けさが訪れた
るくん
ここには僕一人だけ
早速ピアノの椅子に座り 鍵盤に触れる
ピアノの音がこの部屋を 包み込む
僕は時間など忘れ 思うままに音を奏でた
ジェ先生
るくん
ジェル先生の声がして 僕は現実に引き戻される
いつの間にか 窓の外は暗くなっていた
るくん
僕は急いで、ピアノを片付ける
ジェ先生
ジェ先生
るくん
ジェル先生は3年生の担任を持っていることから1年生の僕とは全く関わりがない
僕の名前を知ってることにさえ 驚いている
ジェ先生
るくん
ジェル先生の口からななもり先生の名前が出て僕は勝手に気まづくなった
すると、僕の表情から 全てを察したらしく
ジェ先生
ジェ先生
るくん
恥ずかしそうに笑いながら 少し頬を赤らめていた
ジェ先生
ジェ先生
るくん
ジェ先生
相当安心したのか ジェル先生は空気が抜けたように その場に座り込む
るくん
ジェ先生
るくん
ジェル先生は僕が思っていたよりも優しくて素直な先生だった
窓を閉めながら 僕の方をむいて
ジェ先生
と、体を気遣ってくれた
そして、僕らは音楽室を出た
ジェ先生
そう言って、ジェル先生は 靴箱まで僕を見送ってくれた
るくん
さよなら、と僕は手を振り 学校を出た
るくん
ピアノに集中していて 忘れていたが 1人になって思い出した
るくん
少し寂しくなって このまま誰もいない家に 帰るのが億劫で 僕は三角公園に寄った
遊具はブランコと滑り台しかない 小さな公園だ
るくん
自販機で買ったコンポタで 暖をとりながら ベンチに腰かけた
幼少期の記憶が 脳内で再生された
小さな僕の手を繋いで 僕が守ってやるからと笑う少年
るくん
るくん
毎日僕の面倒を見てくれていた お兄さんが僕にはいた
ある日を境に会えなくなって しまったあの人
るくん
元気にしているだろうか
どんな大人になったのだろうか
もう一度会いたい
るくん
ころ先生
るくん
後ろから声がして 振り返るところん先生がいた
ころ先生
るくん
いつまで経っても考え事をしてると つい、口に出ている癖は治らない
ころ先生
るくん
るくん
ころん先生は驚いた顔をして 息を飲んだ
ころ先生
そして、座っていた 僕の手を引っ張り 大きな木の前に連れてきた
るくん
ころん先生は木に彫ってある 歪な星を見つけて言った
ころ先生
るくん
ころ先生
ころ先生
るくん
ころ先生
幼い頃、大好きだった あのお兄さんは ころん先生だった
ドラマみたいな 運命的な出会いだと思った
ころ先生
ころ先生
ころ先生
ころ先生
るくん
るくん
ころ先生
るくん
るくん
ころ先生
ころ先生
るくん
るくん
幼い頃、周りの子より体が弱い僕のことをずっと気遣って手を離さないでくれていた
今だってそうだ 僕の辛い日から 連れ出してくれた
るくん
るくん
ころ先生
るくん
ころ先生
るくん
ころ先生
僕らは少し見つめ合い
ふたつの三角形が 重なった星が彫ってある 木の前で
僕らは抱きしめ合った
そして、僕らは 唇を重ねた
朝の占いは当たっていたみたいだ