コメント
11件
まって、黒くん可愛すぎんか? で、赤子の頃からって...... もしかして、生き別れの兄弟.... ってコト!?遅コメ失礼します!
んん"っ、好き…… 白くん虐めてた奴らは適当に 生き地獄見せておいて、 可愛い健気な白くんと 何かしら闇がありそうな黒くんの ハーとフルコメディ!好き! ワンチャン黒くん、白くんの 兄弟とか親戚とか?ありそうだなぁ それとも保護対象的なアレだったのかな それだったらいいな〜
ヾ(*´∀`*)ノめっちゃ好きだよー! ん?赤ん坊の頃から?ゑ?
attention 白黒 年齢変更 (黒18 白10)
これは僕が
小学生の頃の話
僕は
御前キモイんだよ
うわwこっち見た!気持ちわりぃw
生きる価値ねぇんだよ 死ね
消えろ
消エロ
キエロ
ずっと虐められていた
学校では勿論、家でも。
なんでお前はお姉ちゃんみたいに 上手く出来ないの?
なんで
なんで
なんで
この、
失敗作
もう、生きていたくない
死んでしまいたいって
本気で思った
だからといって夜中に外に出れば
正義を名乗るケイサツが
家に帰れと命令する
外は危ないなんて
家にいた方が死ぬ確率が高いのに。
僕がこの世界から消える日
誰かが僕に話しかけた
なんて言ってるか、よく分かんなかった
その日はだって
耳は火傷で爛れていて
背中には大量の傷跡があったから
言葉に集中する程の気力は はっきり言ってなかった
白
ぽーっと焦点の合わない目で貴女を 少しだけ見た
黒いマスクをつけていて 優しい瞳をしていた
白
何も声が聞こえなくなった
僕が聞けていないのか、 話すのをやめたのか。
僕には関係ない
白
ちゃんと、言えたかな
礼儀正しく、「男の子らしい声」で
御前の声キモいよ
自分の声が大嫌いだった
白
目の前なんかもう見えない
車に轢かれたってもうどうでもいい
ただひたすらに歩く
ここじゃない、どこかに行くために
その時、もう一度声がした
今度ははっきり聞こえた
本当に、ハッキリと。
こっちにおいで
声が聞こえた方に歩く
どこにいるかは分からない。 だって見えない
ポスッ
白
何か、暖かいものにぶつかる
「すみません」
そう謝ろうと口を開くと
優しく俺を座らせた
雨が降っていて、冷たかった
貴女は優しく手当をしてくれた
垂れ流された赤を 嫌がらずに吹いてくれて
…じっと俺を見ている気がした
白
俺の瞼の上に手が乗る
大きくて、安心できる。
初めて会った人なのに。 なんだろう、この気持ち
その瞬間、頬に柔らかい感触を 覚えた
何が起こったのかは分からない
でも何だか、嬉しかった
白
退かされた手に少し寂しさを 感じながら目を開く
白
白
1番最初に会った人
また会えたんだ
白
少し嬉しくて僕は聞く
貴女は少し、焦って答えた
泳がせる目が何だか 擽ったくて
白
ぱちっと目が合う
この優しい瞳 僕に足りなかった優しい目
僕には無い、素敵な声
白
ほしい、ほしいよ、
ずるい…ずるいよぉ、
白
心臓が痛くなって、ぎゅっと胸を掴む
おにいさん、っ、
ぐっと貴女の服を掴むと
嫌がらずに受け止めてくれた
白
白
ここは…どこ、?
固くない、柔らかいベットに寝てる、、
僕、どこにいるんだろう、
あぁ、僕、死んじゃったのかな
優しい、おにいさんの夢を見て
…夢か、
まだ、あの夢
見ていたかったな
コンコン
あぁ、神様 僕を地獄に落とすなら
早めにそう言ってくれ
じゃないと僕
おにぃさんが恋しくって 幽霊になってしまうから
コンコン
扉の向こうから聞こえたのは 優しい声
…入るぞ、?
酷く暖かい、静かな声だった
白
ガチャッ
白
そのたった3文字が嬉しくて 飛びつくように言葉を発する
あぁ、なんだ
夢じゃないや、!
白
「気持ち悪い」なんて、 きっと貴女は言わないから
白
白
この声も、顔も きっと貴女は受け入れてくれると
そう、思ったから
少しぶっきらぼうに言ったけど
背けた耳が赤くなっていたのは 僕は見逃さないんだから
白
目を合わせて聞いてくる
白
純粋な気持ちで答えた
顔を少し顰めて問われたから
白
ムッとなって反論
白
白
少し引かれた気がする。 顔が物語ってる
黒
黒
白
白
人の、名前
友達になれるかな
お友達。に、
…友達、
_しょーちゃん!_
友達。
白
黒
黒
また目を背けた
本当は嬉しい癖に
白
黒
白
黒
初兎
過去に1度、呼ばれたかもしれない
酷く響きが、懐かしい
白
黒
黒
白
白
白
白
白
黒
白
白
白
黒
白
黒
どんどん出てきた、過去の記憶
なんで今まで僕は生きていたのか
悠くんのお陰だったんだ
悠くんは、僕を助けていて くれたんだ
僕、分かんなかった
でも、これってさ
運命、ってやつ?
僕には無縁だった、
ヒーローってやつ?
かっこいい、かっこいいなぁ
白
黒
白
嬉しくて、微笑む
そうしたら悠くんも
黒
黒
笑ってくれたから
白
白
黒
現在悠くんと格闘中
お風呂に入れてくれるって言うけど
白
白
黒
黒
白
黒
黒
ザバッ
白
黒
…その笑顔、ずるいよ
バシャッ
白
黒
ナデナデ
白
黒
黒
ニコって、そんな魅力
僕に見せるなんて
白
黒
黒
白
溺れちゃうよ
それに、あつすぎる
黒
黒
白
白
黒
白
黒
黒
ジャバッ
初兎!
初兎!!
白
あたま…ふわふわする、
……
なんか首に着いてる…?
氷…みたいな、固い、
…ん?氷?
白
驚いて横になっていた体を起こすと
白
黒
白
黒
綺麗な顔
優しい瞳と低めな身長
この声…もしかして
白
黒
白
黒
……
あかん、もう
白
白
黒
白
黒
黒
貴女の綺麗な顔が近づく
そして
コツン
黒
白
黒
額と額が重なって 生理現象で顔が赤くなる
黒
マスクとってもかっこいいんよなぁもう、
白
白
白
黒
黒
白
助けてくれたから
優しいから、かっこいいから、可愛いから
好きなんだよ
でもこの気持ちは
僕が大きくなるまでとっておく
僕が優しく
君を落とすまで
だから
目移りしないで、僕だけ見てて
待っててよ、悠くん
白
黒
黒
白
白
黒
黒
白
可愛い笑顔
その笑顔が取り戻せて、
本当に良かった
黒
白
白
御前はほんまに
赤子の頃から変わらんなぁ、w