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ryokちゃんの家の前に車を停めた。
バックミラーで様子を確認すると、まだ本人は寝ていた。
wki
omr
左肩を叩いて、声を掛けている。
fjsw
omr
omr
fjsw
眠たそうに体を起こす。
寝ぼけているのか、ボーッと前を見つめていた。
すると思い出したかのように、mtkがryokちゃんに質問する。
omr
fjsw
omr
fjsw
omr
fjsw
車の中は、静か。
だけど、ryokちゃんの心は、 目が覚めるほどの動揺と焦りで溢れている。
そんなふうに顔を引き攣った。
告げられる言葉を待つこと、数分。
俺たちに恐怖や怯える様子を見せながら、俺たちに言った。
fjsw
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fjsw
omr
fjsw
ryokちゃんは謝りながら、車を降りた。
その背中に手を伸ばそうとしたmtk。
その光景をバックミラー越しで眺める俺。
吐息のような声で、mtkは呟く。
omr
wki
wki
ryokちゃんに、何も言えなかった。
何も、出来なかった。
離れる彼を止めることすら、出来なかった。
勇気もない俺と違って、mtkは向き合おうとした。
遠回しに言うんじゃなくて、直々に。
……
だからこそ、ryokちゃんの行動に落ち込んでいる。
今ここにいる俺とmtkを、言葉で言い表すとしたら。
mtkは「やって後悔」 俺は「やらないで後悔」
この言葉が当てはまる。
傍観者の、俺。
そんな俺がryokちゃんを、助けていい存在なのかな。
wki
喉が締められる感覚になりながら、アクセルを踏んだ。
ブーーン…
wkiの車が、僕の家から遠ざかった。
fjsw
やらかした。
この気持ちで、頭がいっぱいになった。
mtkが質問した時の、心配そうな2人の顔。
「本当」のことを言った時の、信じられないような顔。
車から飛び出した時に一瞬だけ見えた、wkiの虚ろげな顔も。
「ryokちゃん、!」と焦っていたmtkの声も。
何もかもが、申し訳なくて。
もう、2人に会わせる顔がない。
fjsw
fjsw
過去を悔やんだって、何も変わらないのに。
もう家の前に居ないmtkとwkiに、一心不乱と謝る。
これで2人も、僕に会わなくなるんだろうな。
大好きで、煌めいていて、守りたくなる2人。
たとえ、僕が離れたって、きっと大丈夫だから。
長くて固い絆で結ばれているから。
僕の事は、どうか。
どうか…
忘れて。
【自律神経失調症 症状】
【自律神経失調症 接し方】
電気をつけずに、スマホで色々調べる。
正直、戸惑っている。
こんなに身近にいる人が、病気にかかってた。
しかも精神疾患に。
omr
スマホで酷使した目を休ませる為に、天井を見る。
…質問、しなきゃ良かったかな。
聞かれたくないのに。
思わず、質問しちゃった。
omr
もしそうなら、すごく悲しい。
だけど、自業自得。
俺が嫌われるような事をしたから。
何か、力にならないと。
きっと、苦しみを1人で抱えてる。
そこに、手を添えたい。
休ませてた目を、奮い立たせた。