緑色って…もしかして。
この前はきょーさんに会った。もしかして次は…?
シオンさんは知人だと言った。
俺以外の人とは全員知ってるとか…
シオン
レウ
シオン
顔を向ければシオンさんと同時にまゆちゃんとりくくんも心配そうに見つめていた。
大丈夫と意味を込めて頷くと、まだ心配そうにしながら中へ入っていく。
……よし、これで1体1。
考えてる時間は無駄だ、早く声をk──
??
レウ
??
大声を2人して上げたものだから、近くにいたであろう鳥たちが一斉に飛び上がった。
少しすると、楽しそうにクスクスと笑う声。
聞き覚えのある声に目を開けると、白い服を着て緑の魔女帽子をかぶった俺の知り合いが逆さまになって俺を見ていた
レウ
レウ
緑
反省の顔色は全くなし。
楽しそうに笑いながらフヨフヨと遊泳している。
なんなんだこいつは…
キョーさんといいみっどぉといい、立て続けに来るなんて。
そして、シオンさんと知り合いだなんて
緑
レウ
緑
そうだ、そうだった。
シオンさんからは隠れていてくれとお願いされたんだ。
隠れるということは静かにするのも当たり前だろう。
慌てて口を閉じ、耳を済ませてみる。
………
<レウ兄ちゃんの叫び声だよいまのっ!
<まゆ知ってるもん!お兄ちゃんは声おっきいもん!
レウ
緑
レウ
当然そうだ。
教会内はパニック状態。
子供のキャンキャン泣く声が響き、シオンさんの声は聞こえない。
宥めているんだろう、流石だ。
レウ
怒られるかな、罰せられるかな…。
どうやって弁解しよう、どうやって話しかけよう…。
思考回路が定まらない。どうしたらいいのか分からない。
落ち着け俺…
微かに中からシオンさんの声が聞こえた
主
主
主
主
主
主
コメント
3件
うん、、、、、好きいや最高すぎどうやったらこんなに上手く作れるの?!続きどうなったんだろう?主さん続きが気になるです。