灯原
結局、一睡もできずに朝を迎えてしまった。
時間は7時過ぎ、準備をしなくては...
灯原
だが体調は気持ちに反して良好だった為、あえなく僕は学校へ向かった。
灯原
教室の扉をガラガラと開け、いつものように席に座る。
灯原
灯原
席に着くなり僕はある異変に気が付いた。
ひそひそ...
灯原
すると前方から安東がスマホの画面を見せてきた。
安東
渡された画面を見ると、そこには見覚えのあるものが見えた。
灯原
それは
ネットに投稿している僕の小説のアカウントのコメント欄だった。
コソッ
安東
安東
安東
灯原
灯原
灯原
安東
安東
灯原
「これって灯原君が書いてるの?」
「自己主張激しいなww」
「つまんな過ぎて草生える。」
灯原
灯原
灯原
灯原
安東
灯原
灯原
灯原
安東
灯原
灯原
安東
灯原
灯原
灯原
安東
安東
安東
安東
灯原
灯原
灯原
灯原
安東
安東
安東
安東
灯原
灯原
安東
灯原
灯原
灯原
やめろ、それ以上言うな。
灯原
やめろ....
灯原
灯原
気が付くと僕は学校を飛び出し無我夢中で走っていた。
灯原
教室で大声を出すのは初めてだ。
クラスメイト達の驚いた顔を鮮明に覚えている。
そして何より
安東
安東が僕を裏切った事が一番辛い。
僕の唯一の友達だったのに。
灯原
僕はただひたすら走り家に帰った。
それから僕は学校に行かなくなった。
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