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主
主
主
主
主
あれから1週間ほど経った
師匠は完全に私に惚れていつもベッタリ
私も、そんな師匠にベタ惚れ
でも、そんな日常を壊すものがやってきた
ゆな
さな
帰ったら師匠が可愛く出迎えてくれる
本当はずーっと一緒にいたいんだけどね
ゆな
さな
ゆな
師匠は目を瞑り口を尖らせて私に顔を向ける
もちろん!それがキスの合図だとわかってる
でも少し意地悪をしたくなってしまう
さな
ゆな
ゆな
師匠は構ってちゃんだなぁ
そんな所も愛おしい
さな
ゆな
師匠が期待して目を瞑った
さな
私はそれに答える…つもりだった
ドン!
ゆな
音がした方に目を向けると…私が作ったドアが壊れていた
そこに人がいた
花火杖を私に向けて、睨みつけてくる
ソイツは…あの時殺したはずの
ゆき
"ゆき"だった
どうしてか生きている
なん、で
確かに刺した、羽が全て散るまで光を刺した
なのに、どうして
さな
しかも、よく見るとアイツの見た目がおかしい
髪は黒に染まっていて、服は全体的に暗めの色
鮮やかな色は無い…
本来白くて透き通るような体の特徴を持つ星の子とは大違い
そして、胸の中心にある"光"がなかった
さな
ゆき
ゆき
闇の子?
さな
ゆき
ゆき
元師匠?
そういえばこいつ、『つい最近までゆなと師匠弟子関係だった』とか言ってたな
クソが、ゾンビみたいにいつまでも師匠に引っ付いてんじゃねぇよ
ゆな
師匠はゆきと、私……どちらにも怯えながら…ゆっくり闇の子について話していた
ゆな
ゆな
ゆな
師匠は明らかに怖がっていた
さな
その場から動けずただ震える師匠に、私は優しく声を掛けた
ゆき
でもゆきは突っかかってきた
ゆき
ゆな
ゆき
私と師匠の仲が深くなること…それはゆきが一番嫌なことなのだろう
さな
師匠のからの愛情を消すなんて…マジで最低
ゆき
ゆき
師匠に魔法が効いたと確信した時、ゆきは嬉しそうに自身の話をする
さな
ゆき
ゆき
ゆきは少し辛そうな顔をした
私と師匠の方が何倍も辛いっつーの
ゆき
ゆきは、私を強く睨み付けた
ゆき
さな
ゆな
ゆな
師匠はロボットのような暗黒竜に連れてかれた
ゆき
その後すぐ、ゆきは黒い煙に包まれ消えた
さな
私は…間違っていたのかもしれない
師匠に薬を盛って…無理矢理愛を感じようとした
そんなの、間違ってましたよね
私ちゃんと、師匠に認めてもらえるような人になって
薬なんかじゃない、本当の愛で私達は付き合うんです
だから今度は成長した私を、師匠に見せつける
待っててください、師匠!
主
主
主
主
主
主
主