ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ー 放 課 後 ー
引っ越してきて数日。
ようやく生活にも慣れてきて、 学校でも徐々に友達が出来てきた。
蓮
蓮
そう思いながら、 家の前に着いたときだった。
翔太
蓮
あのときの人が 家から出てくるところだった
見たところ大学生っぽいけど… 夕方から出かけるのかな?
蓮
蓮
翔太
翔太
親しげに手を振ってくる。
近くで見ると、 顔が整っていて肌も白くて 綺麗な人だった
蓮
翔太
翔太
蓮
蓮
なんて呼べばいいか分からなくて 名前を聞いた
翔太
翔太
蓮
蓮
ご近所として 最低限の挨拶はしておく
親にバレたら大変なので よそよそしい態度をとった
翔太
翔太
翔太
その流すような目つきに 思わず心臓が跳ねてしまった
な、何今の…//
蓮
蓮
蓮
蓮
翔太
そうして渡辺さんは 去っていった。
蓮
心臓の高鳴りは 一向に収まる気配がなかった。
そんな日の夜、事件は起きた。
蓮
蓮
蓮
出されていた数学の課題を 必死にこなしている最中、
疲れたので息抜きに 漫画を読んでいるときだった
母
蓮
俺の部屋のドアを開けて 母さんがこっちを見ていた。
…やばい、どうしよう、
母
母
母
母
母
俺の母さんは、完璧主義だ
運動でも勉強でも、人柄でも何でも、 完璧を目指せと言ってくる。
正直俺には重い思想なのだけれど 従うしかない
母さんが言うなら、それは絶対だから。
蓮
母
母
蓮
蓮
母
母
母
蓮
蓮
蓮
現在時刻11時半。 1時間締め出しか…
蓮
この前は夜通しだったし、 それよりはましだよね
蓮
俺は家の前の階段に座って、
外に出される際持たされた 数学の参考書を開く
蓮
蓮
蓮
蓮
翔太
蓮
突然上から降ってきた声に 思わず体をびくつかせた
翔太
照
蓮
蓮
翔太
翔太
あ、これで納得するんだ…
照
照
蓮
蓮
はぐらかしてやり過ごそうと思ったのだが
2人はしつこく聞いてきた。
翔太
照
蓮
照
照
蓮
翔太
翔太
蓮
蓮
蓮
蓮
蓮
これを機に縁を切れたらいいな
そう思って、あえて冷たく言い放った
翔太
照
言った後ですぐに後悔した。
2人は不良なんだった… こんなこと言ったら なにされるか分かんない、
翔太
蓮
渡辺さんの顔が近づいてくる
やばい、俺終わった…?
翔太
翔太
蓮
自分でも信じられないくらい 上擦った声が出た。
蓮
翔太
翔太
なんだ…そういうことか
翔太
翔太
蓮
翔太
翔太
照
翔太
翔太
翔太
ようやく去っていった…
と思うと 照と呼ばれている人が こっちに来た
この人はまだ、まともそう…?
蓮
照
蓮
蓮
岩本さんに言えば あの渡辺さんを 何とかしてくれるんじゃないかと
ちょっとでも期待した俺が 馬鹿だった。
照
照
蓮
照
その後 岩本さんの顔が間近に来て…
一瞬の出来事すぎて 分からなかった。
え、今、
この人…
照
照
照
蓮
照
照
去っていく背中を 呆然と見つめた
頬には まだ温かみが残っている
蓮
蓮
蓮
気付けば 日付をまたぎそうな時刻だった
やっぱりあの2人とは 関わらないようにしよう…///
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
ぬっし
コメント
2件
うわーもう主様最高です (🫵🏻 ᴖ ̫ ᴖ) 続き 待ってます ♩
続きが楽しみ😊