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俺は先生にこの話を伝えると学年の問題として取り上げてくれた。
そして一人ひとり、いじめに関しての事情聴取を受ける事となった。
ガラガラ...
宍戸
先生
スッ
先生
先生
宍戸
宍戸
先生
宍戸
俺はとにかく思い当たる人物を次々に挙げていった。
なぜなら一刻も早くこれを鎮圧させ、不知火さんを安心させる為にだ。
そして“元彼”(?)である榊原の件も一応伝える事にした。
先生
先生
宍戸
俺は先生に感謝の気持ちを述べ、教室を後にした。
次の日
ガラガラ...
宍戸
宍戸
いつものように教室に入ると、俺はある違和感を感じた。
宍戸
宍戸
A吉
宍戸
A吉
A吉
A吉
宍戸
A吉
宍戸
そのとき俺は昨日、自分が言ったことを思い出した。
A吉
宍戸
俺は自分がしてしまったことを悔やんだ。
しかしそれは悔やんでも悔やみきれないものだった。
A吉
えっ?
A吉
A吉
宍戸
宍戸
A吉
A吉
A吉
“友達を売った”...?
A吉の言ったその言葉が俺の胸に深く突き刺さった。
違う、俺はただ不知火さんを助けたい一心で...‼︎
A吉
宍戸
宍戸
A吉
保健室
宍戸
俺は保健室のベッドに寝っ転がりながら、この事実を受け止めた。
宍戸
宍戸
ピロンッ
俺が自責の念を感じ始めたとき、ポケットの中のスマホが鳴った。
宍戸
取り出して確認すると、一件のメールが届いていた。
宍戸
宍戸
宍戸
メール送り主は不知火さんだった。
今回の件に関してのメールだと思い俺は開いた。
だがその文面は、まるで考えられないモノだった。
《鉄君、いじめの件でこんな私の為に動いてくれてありがとう。》
《でも私のせいで鉄君に迷惑をかけちゃったよね...》
《ごめんね、鉄君。》
《だからその反省の意を込めて、少し距離を置いてくれないかな?》
《ほら、こんな私と関わるとまた鉄君に迷惑をかけちゃうと思うし...》
《だからごめんね、鉄君。》
宍戸
宍戸
宍戸
宍戸
宍戸
だが電話は繋がることなく、それ以降不知火さんは音信不通になった。