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星永羽衣
開け放たれた教室と廊下を 繋ぐ窓から顔を覗かせる。
名前を呼ぶと、 2人が私の方を向いた。
目立つのが嫌なのか、 蛍が「げっ」と顔を顰める。
星永羽衣
お弁当の包みを持って 蛍の机に行くと
彼は溜息を吐いた。
高校生活3日目。
今日は入学して 初めて午後まで授業がある。
未だに友達がいない私は 蛍と忠の教室に突入した。
星永羽衣
山口忠
山口忠
月島蛍
山口忠
星永羽衣
山口忠
なんて話しながら お弁当を食べる。
クラスの人の視線が チクチク刺さった。
星永羽衣
月島蛍
星永羽衣
月島蛍
星永羽衣
星永羽衣
月島蛍
あはは…と苦笑する忠。
私は周りの視線に構わず 会話を楽しんだ。
女の子
お弁当を食べて少し話し、
自分の教室に戻ろうと 廊下を出た時。
後ろから声をかけられ、 私は振り向いた。
女の子
星永羽衣
女の子
星永羽衣
私が慌てて否定すると、
その子はほっとしたように 胸を撫で下ろす。
女の子
星永羽衣
私はそう言って教室に戻る。
突然のことに心臓がドキドキと 早鐘を打っていた。
星永羽衣
星永羽衣
蛍のことが好きなのかな。
たしかに蛍は冷たいけど 綺麗な顔してるし、
モテるよね。
同じクラス…いいなぁ。
チクンと胸が痛む。
星永羽衣
そんな邪念まで生まれてしまう。
それを吹き飛ばすように 私は頭を横に振った。
コメント
5件
ひゃーー🥹🥹🥹🥹 2人とも鈍感じゃないですか‼️‼️‼️‼️⬅️⬅️ 今回も最高でした😭✨
羽依がいるからって意味ありげですねぇ!!羽依ちゃんってツッキーの事好きな自覚なし...??今回も最高です🥹💞ありがとうございます💭💗
もう言っていいだろまじで…絶対ツッキーも羽衣ちゃんの事好きだって…