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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

大山 奏汰

「それで、今回はどのような件なんですか?」

俺は探偵気取りで聞いた。

大博物館責任者

「アメリカのワシントンから見つかった、エメラルドが嵌っていた石版が盗まれまして…」

うんうんと俺は聞いていた。

山並 絢奈

「誰の犯行かとかって分かりますか?」

するとその人はちょっと待ってくださいと言って関係者の部屋へ向かっていった。

大山 奏汰

「おい、こんなの解決出来るのか?」

と彼女に聞く。

山並 絢奈

「出来るよ。がんばろ?」

そんな彼女の言葉に俺は勇気が湧いた 。 すると

大博物館責任者

「ああ、これですこれです」

とさっきの男の人が来た。

大山 奏汰

「これは…?」

と聞く。

大博物館責任者

「これは盗まれる前日に届いた手紙ですね。」

その手紙を見る。すると最後に

大山 奏汰

「か、怪盗バロン!?!?」

と俺は血の気が引いた。

山並 絢奈

「怪盗バロンって、あの太陽系内最強の怪盗ですか!?」

とやはり彼女も驚いた様子だった。

大博物館責任者

「やはり…無理ですかね…」

男はしょぼんとしながら聞いてきた。

大山 奏汰

「いえ!絶対解決してみせます!」

と俺は言った。

ならば!と男はまた関係者の部屋に歩いていった。

大山 奏汰

「怪盗バロンってやばいな…」

と俺は彼女に言った。

山並 絢奈

「ね…」

と彼女もさすがに驚きが隠せていなかった。

そして男は何かを片手に戻ってきた。

大博物館責任者

「奏汰さん、これを持って行ってください。」

男が手渡してきたのは銃だった。

大山 奏汰

「これは?」

すると男は話し始めた。

大博物館責任者

「これは約2億5000年前、かつて存在した伝説のキャッスルヘル文明の作った世界に一つだけの銃です。」

俺はまた驚きを隠せていなかった。

山並 絢奈

「分かりました。では行ってきます。」

と、彼女は勇ましい顔で言った…

山並 絢奈

「車掌さん!2102年6月9日午前2時にタイムワープしてください!」

彼女は声を張って伝えた。

俺は

大山 奏汰

「タイムワープか!!」

と大興奮した。

車掌

「分かりました。ではタイムワープを行います。」

そして

5、4、3、2、1

車掌

「タイムワープ!!!」

との声と同時に、また意識が無くなって行った…

山並 絢奈

「奏君!」

彼女の声で起きた。

プシューッ…

と電車の扉が開いた。

山並 絢奈

「行くよ!」

大山 奏汰

「うん!」

俺たちは博物館内へ向かった。

大山 奏汰

「あれだよ!」

山並 絢奈

「静かに。バロンに聞こえちゃうでしょ!」

大山 奏汰

「う、うん…」

すると上の方向から大きな声が聞こえた。

バロン

「そこをどけ!」

大山 奏汰

「バロン!」

俺はすぐに銃口を向けて撃った。

バロン

「私に銃口を向けるとはいい度胸だ。」

そしてバロンはマントを広げてこちらへ飛んできた。

大山 奏汰

「くそっ!」

俺は銃を連射した。

バロン

「当たっていないぞ!若僧よ!」

俺はひたすら銃を撃ちまくった。

バロン

「次はこっちの番だ!」

そういうとバロンは銃をこちらへ向けた。

大山 奏汰

「絢奈!逃げろ!」

俺は叫んだ。

バロン

「私に歯向かうガキめ!散れ!」

そして俺もバロンに銃口を向けて撃った…

バロンの弾が近くの床を跳ね返った。

バロン

「うっ!」

バロンから声が漏れていた。

俺の撃った弾がバロンの右肩を撃ち抜いていた。

バロン

「ガキめ…次はないと思え…」

そしてバロンはどこかへ飛び去った。

大博物館責任者

「ありがとうございます!感謝してもしきれません!」

大山 奏汰

「いえいえ、仕事ですから」

俺と博物館の男は話していた。

山並 絢奈

「ほら、次の依頼があるかもだから!」

大山 奏汰

「では、これで。」

大博物館責任者

「この度は本当にありがとうございました!」

大山 奏汰

「あ、これ」

と俺は銃を差し出した。

大博物館責任者

「差し上げすよ!」

と男は言った。

大山 奏汰

「えぇ!」

大博物館責任者

「お礼です。」

そしてこの銃を貰ったガンケースにしまって、再び電車へ戻った。

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