テラーノベル
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昼休みの屋上
春の風が、少しだけ強い
俺はフェンスに額を預けながら唸っていた
アルフレッド
フランシス
フランシスは、アーサーの幼稚園の頃からの幼馴染。
アーサーと仲は悪いけど、アーサーのことをいちばん知ってる
アルフレッド
フランシスは一瞬黙ったあと、盛大にため息をついた
フランシス
ジュースを1口飲んでから、ゆっくり言う
フランシス
アルフレッド
フランシス
俺はギクッとした
アルフレッド
フランシス
フランシスは工程を見下ろしながら言う
フランシス
アルフレッド
フランシス
確かに。
いつも自分から話しかけて
自分から誘って
自分から隣に行く
アーサーはそれを当たり前のように受け取っていた
アルフレッド
その声は思っていたより小さかった
フランシスは少しだけ優しい顔になる
フランシス
アルフレッド
フランシス
その言葉が胸に刺さる
フランシス
アルフレッド
フランシス
フランシス
俺は考える
離れるなんて、正直嫌だ
だって好きだ
小学生の頃から、ずっと
でも
今のままじゃ変わらない
アルフレッド
フランシスがニヤリと笑う
フランシス
アルフレッド
フランシス
アーサー
アーサーが声をかけてきた
その一言で心臓が爆発する
アルフレッド
期待が勝手に膨らむ
アーサー
確定した
HERO、勝利目前
でも今日は"引く日"
アルフレッド
言った瞬間、胸が痛い
一瞬、ほんの一瞬
アーサーの目が揺れた
アーサー
その声はいつもより低く、少しだけ寂しそうに聞こえた
アルフレッド
でも振り返らない
振り返ったら負けだ
背中に視線を感じながら、階段をおりる
アルフレッド
でも
HEROは作戦を貫く
翌朝
教室に入ると、アーサーがいた
目が合う
すぐ逸らされる
空気が微妙に違う
アルフレッド
少し不安になった瞬間
アーサー
先に声をかけてきた
え?アーサーから?
アルフレッド
アーサー
さり気ない風を装っているけど
ペンを持つ指がぎこちない
アルフレッド
アーサー
アルフレッド
俺は内心ガッツポーズをした
アルフレッド
アーサー
…沈黙
でも
アーサー
アルフレッド
アルフレッド
押しても動かなかった距離が引いたことで少し縮まった
コメント
3件
可愛すぎて泣きそう