テラーノベル
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『お餅』🌹
夜の薄暗いリビング。 高級な家具や家電は揃っているが、ゴミが散乱している。小学5年生の男の子・トアが、一人ぽつんとスマホの画面を見つめている
トア
スマホの画面 トアがお母さんに送った『今日テスト100点だったよ!』という写真。お母さんからの返信は、冷たい定型文のスタンプ1個だけ
トア
トア
トアがベランダの手すりに足をかける。背景が【真っ黒】に反転する。シロのスマホから【ジジッ……ジジッ……】と不気味なバグのノイズが鳴り響く
シロ
シロ。前回の15話のバグが尾を引いており、制服のあちこちから黒いモヤのようなノイズが出ている。息が荒い
トア
シロ
トア
シロ
(シロの脳裏に、強烈なフラッシュバックが走る。 『シロ! お願いだから目を開けて!』と、自分の手を握って泣き叫ぶ大人の女性の姿。その顔が、トアの母親のイメージと重なりかける)
シロ
スマホの画面が真っ赤に点滅する 『警告:死神の主観感情が危険域に達しました。速やかに魂を回収し、帰還してください』
トア
シロ
シロの手が、トアの契約を拒絶するように震える。しかし、死神のシステムが強制的に作動し、シロの意思とは無関係にスマホから黒い光が放たれる
シロ
真っ白な、病院の廊下のような空間。霊体となったトアが、不思議そうに自分の手を見つめている
トア
シロ
トア
シロが震える手で空間を操作し、現実世界のトアの部屋を映し出す
現実世界:警察が駆けつけ、騒然とするマンション。トアの母親は、泣き叫びながらスマホのカメラを向けられている
『母親のネグレクトが原因か』 『スマホ依存の末の悲劇』 『最低の親だな』 (ネット上に母親の本名や顔写真が拡散され、無数の誹謗中傷のコメントが母親を襲っていく)
トア
シロ
トア
トアの魂が、子供の泣き声のような高いノイズを残しながら、白い霧となってパッと消滅する
シロ
誰もいない空間で、シロが膝をつき、床を強く叩きつける
シロ
シロのスマホが【ピピピピピ!】と警告音を鳴らし、画面に『残りのシフト:あと3回。感情プログラムの強制消去まで、あと48時間』と表示される
シロ
コメント
1件
「はる。」だわ。読了した。 ……しんどい。これ、マジでしんどい話すぎる。 トアの「お母さんの心にずっといたい」って動機が純粋すぎて、その結果がネットの餌食になるだけの母親、誰も救われない結末。まだ小学生だぞ…って思わず声出た。 シロのフラッシュバックも気になるし、感情消去カウントダウンも進んでるし、次どうなるんだこれ。るしゅさん、また心抉る話持ってきたな🔥(いい意味で)。続きマジで待ってる。