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パラパラと雪が降る中、はなもり幼稚園では終業式が行われる
12月22日、金曜日
Ep.30 なんでもバスケット!
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
すうあが尋ねると、園児達は口々に答える
四宮 祐希
松澤 絋
知花 凜音
松澤 絋
松澤 絋
松澤 絋
四宮 祐希
四宮 祐希
知花 凜叶
知花 凜音
園児達は口々に思い出を語り、教室がザワザワとする
そこですうあが人差し指を唇に当てる
吹雨希 すうあ
四宮 祐希
四宮 祐希
未だ喋り続けている園児に、近くの子が教える
清本 來
四宮 祐希
四宮 祐希
すうあの仕草を真似し、園児達は話すのをやめる
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
松澤 絋
知花 凜叶
知花 凜音
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
松澤 絋
四宮 祐希
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
知花 凜音
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
松澤 絋
四宮 祐希
鏡狂 花
古寺 将風
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
四宮 祐希
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
すうあが言うと同時にガタガタと椅子の音がする
鏡狂 花
鏡狂 花
古寺 将風
知花 凜叶
知花 凜音
園児達は口々に兄や姉のことを話しながら次の椅子を探す
そして次の鬼は……
知花 凜音
知花 凜音
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
知花 凜音
知花 凜音
四宮 祐希
松澤 絋
四宮 祐希
2人が話しているうちに凜音は椅子に座る
そして残った1つの椅子に座ったのは──
松澤 絋
四宮 祐希
──次の鬼は祐希だ
吹雨希 すうあ
四宮 祐希
四宮 祐希
知花 凜叶
鏡狂 花
園児達はガタガタと椅子を鳴らして立ち上がるが──
守森 四葉
──ただ一人、四葉だけは静かに座ったままだった
その目には、涙がゆっくりと浮かび始めていた
清本 來
來が尋ねると、四葉の涙目になっていた目から涙がポロポロと溢れ出してきた
清本 來
守森 四葉
守森 四葉
四葉は大泣きする
吹雨希 すうあ
すうあは四葉の座っている椅子の隣に座り、四葉の背中をさすった
守森 四葉
吹雨希 すうあ
すうあは四葉をそっと抱き締める
四宮 祐希
吹雨希 すうあ
知花 凜音
知花 凜叶
四葉は変わらず泣き続け、そんな四葉に釣られて泣いてしまう園児もいた
王城 姫恋
松澤 絋
吹雨希 すうあ
すうあは四葉を宥めながら泣き出す園児達を椅子に座らせ、落ち着かせようとしている
そんな中、将風が四葉に近付いた
古寺 将風
古寺 将風
吹雨希 すうあ
すうあはデリケートな話に突っ込む将風にびっくりしつつ、四葉の反応を伺った
守森 四葉
四葉はポツリポツリと喋り出す
守森 四葉
守森 四葉
守森 四葉
守森 四葉
四葉は母の温もりを思い出すように、普段は髪につけているヘアピンを握る
守森 四葉
守森 四葉
守森 四葉
守森 四葉
守森 四葉
吹雨希 すうあ
すうあは四葉を抱き締めながら頭を撫でる
四葉の話を黙って聞いていた将風は、四葉に2つ目の質問を投げかける
古寺 将風
古寺 将風
守森 四葉
古寺 将風
守森 四葉
守森 四葉
古寺 将風
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
すうあは四葉を抱き締めたまま、背中をポンポンと優しく叩く
守森 四葉
守森 四葉
すると四葉は、泣き疲れたのか眠ってしまう
降園後、四葉以外の園児達は全員帰宅し、教室にはすうあと四葉、そして四葉の父の3人だけが残っていた
四葉は教室の隅で、静かにお絵描きをしている
すうあと四葉の父は向かい合って座っており、教室にはどこか重い空気が漂っていた
吹雨希 すうあ
守森父
守森父
すうあは、四葉の様子を一瞬確認し、口を開いた
吹雨希 すうあ
すうあは、四葉が『ママがいる人』というお題に反応できず、泣き出してしまったことを説明した
守森父
守森父
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
守森父は、一瞬だけ目を伏せ、ゆっくりと言葉を選びながら話す
守森父
守森父
守森父
守森父
守森父
守森父
守森父
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
守森父
守森父
守森父
吹雨希 すうあ
吹雨希 すうあ
守森父
話が終わり、四葉と父親は幼稚園を後にする
守森父
守森父
守森 四葉
守森 四葉
守森父
守森 四葉
守森父
守森父
守森父
守森 四葉
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