一歌
初音ミク ?
ただ、頭が真っ白だった。 もう何も分からない。
一歌
一歌
初音ミク ?
一歌
初音ミク ?
一歌
杏
杏
杏
初音ミク ?
──────ねぇ、一歌。初めてセカイに来た時のこと、覚えてる?
一歌
初音ミク ?
そのために沢山頑張った
一歌
初音ミク ?
その場が凍りついたような衝撃だった。
もう逃げられない。 突きつけられたのは、残酷な事実だけ。
一歌
一歌
視界が歪んだ。
その時、誰かが声を発した。
寧々
一歌
初音ミク ?
寧々
詳しく教えてくれない?
遥
こはね
初音ミク ?
ミクの髪がふわりと揺れる。
「あれ」は、ミクだった。 紛れも無い、本物の。
寧々
初音ミク ?
その場でゲームを終了できるよ。
初音ミク ?
全員が怯えた顔をする。
寧々
初音ミク ?
寧々
秘密です!!!
寧々
みのり
寧々
初音ミク ?
初音ミク ?
みのり
初音ミク ?
朝食の時間だから、食堂に集まってね♪
そう言った瞬間、ミクは消えた。
寧々
寧々
遥
ゲーム終了ミッションについて。
みのり
みのり
志歩
杏
杏
こはね
それぞれの歩幅で進み始める。
ただ1人、何かに縋るようにわたしを見ていたのは____
こはね
寧々
こはね
寧々
こはね
寧々
小豆沢さんの視線の意味は、何も分からないままだった。
食堂
全員が朝食を食べ終わり、話し合いが始まった。
遥
雫
遥
もし挑戦したとして、
死んでしまったら情報も持ち帰って来られないですし。
志歩
みのり
寧々
寧々
息が詰まる。 声が出せない。 怖い。怖い。 これも、精神汚染のせい...?
寧々
誰かが目の前で死んじゃうかもしれないのに...!!)
???
寧々
こはね
寧々
小豆沢さんの声に、全員が驚いていた。 当たり前かもしれない。 失敗したら死ぬゲームに参加すると、自分から言っているのだから。
杏
寧々
その時の白石さんの発言に、少し違和感を覚えた。
こはね
それって結局、今の状況と何も変わらないでしょ?
全員が、ハッとした顔をした。
見えない道が、一気に切り開いた様な気がした。
こはね
こはね
こはね
こはね
愛莉
乗った方がいいってことね...
???
その声の先には、白石さんがいた。
寧々
遥
こはね
杏
彰人
彰人
冬弥
えむ
杏
こはね
そうして話し合いは終わった。
寧々
寧々
私は足早にモニタールームへと向かった。
モニタールーム前
寧々
寧々
こはね
寧々
こはね
寧々
寧々
寧々
言い出したなら、挑戦するんだろうなって思ってた)
こはね
寧々
こはね
こはね
寧々
こはね
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