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⚠️注意⚠️ フィン君事故死します 残念ながらフィン君の危機に マッシュは駆けつけません レイン君可愛そうです どっちも死にます 尊くて穏やかな フィンレイはいません
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フィン・エイムズ
フィンside な、なんだッ!? 部屋が燃えてる……?
フィン・エイムズ
な、にも考え、……られ、ない……。 …あ、つぃ……あつ、い、。 肺が、や、かれる…よう、だッ……。
…マッシュくん、は……
あ、……ぁ……良かった。 今は外出してる……みたい…。
…あつい゛よ、ッ……
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
そ、うだ、…… まほ、ぅ…… チェンジ、ズッッ……
だ、……めだ、ッ……。 そんな、ごと、した、らッ……
誰かが、焼け死、ぬ。
……一酸化炭素が増えていく。 僕は熱い空気に耐えかねて 重くなったからだを引きずって 扉に向かう。
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
たった5mの扉まで 数十秒の時間を要した。
がた。
開かない。
それもそうか。 外と中では温度差がありすぎて 扉が開くはずない。
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
息ができない。 身体が燃えていくような気分だった。 一酸化炭素を吸ってしまった僕は、 大きく咳き込んだ。
フィン・エイムズ
誰か、誰か。 気づいて。 助けて。
フィン・エイムズ
あまりの苦しさに零れた涙さえ、 その異常な熱の中で とかされていく。
外から、声が聞こえる。 ああ、みんな 気づいてくれたんだ。
でも、もう 持ちそうにないや。
……まだ 生きたい。
助けて、
フィン・エイムズ
助けて
苦しい
熱い
熱い
熱いよ。
誰か
フィン・エイムズ
フィン・エイムズ
最期に僕が口にしたのは、 唯一の家族であり 最愛の人。
兄様。
いったい、何秒 経っただろう。 みんなが扉を蹴破った。 クラクラとする中、 薄く目を開ける。 マッシュ君。 レモンちゃん。 ドット君。 ランスくん。 マカロンさん。 カルパッチョ。
そして、遠くに 見えたのは。
レイン・エイムズ
青い顔をした 兄様。
兄様が急いで僕に近寄る。
レイン・エイムズ
フィン・エイムズ
レイン・エイムズ
フィン・エイムズ
レイン・エイムズ
レイン・エイムズ
レイン・エイムズ
レイン・エイムズ
レインside フィンが、死んだ。 フィンは焼け死んだらしい。
オレの人生に、 でっけぇ穴が空いた。
葬式が終わった。
何も覚えてない。
レイン・エイムズ
もう
オレの生きる意味なんて
無くなった。
独りで寂しいよな フィン。
待ってろ
直ぐにそっちに行く。
凶刃が オレの心臓に向く。
グサッ。
その音は、 オレの胸に深く 刻まれた。