桜
だから、もうそんな悲しい顔を私に見せないで.....
竜
桜......
竜
もう、帰ろっか。
桜
はいっ
竜
あ、やっぱり無理矢理彼女にするのはよくない。
竜
だから、もう一度考えてくれない....かな
桜
うん。わかった。
桜
じゃあね。
桜
あっ、微笑みサイダーありがとうっ
竜
うん
桜
バイバイっ!
桜
(本当に竜君は優しいしんだと思う。)
桜
(確かに、脅しは良くないけど....)
桜
(それでも....!私への思いは確かなんだと思う。)
玄関
ガチャッ
桜
ただいまぁ
桜
微笑みサイダー美味しかったなぁ....
廉
おかえり。
廉
さくら
桜
....!
桜
れ、廉君っ.....
廉
微笑みサイダーって?
桜
そ、それは....
桜
自動販売機で売ってたから飲んだだけだよ。
廉
微笑みサイダーって初めて聞いたし。
廉
それにしても...遅くないか?
桜
っ......
廉
なんかあったんだろ?
廉
教えてみな。
廉
兄に頼っていいんだよ。
桜
(私を包み込むような優しいし声が....)
桜
(私を吸い寄せる。)
桜
(でも、言う訳にはいかないっ.....!)
桜
ごめんっ!本当、なんでもないから!
パシッ 廊下を走り出した私の腕を廉君が掴む。
桜
(いつもより力が.....)
廉
ほんっと桜って素直じゃないんだから。
桜
......
廉
だから....
廉
教え..っ.
桜
もうっ!ほっといてよ....!
桜
私、もう高校生だよっ!?
桜
もう子供じゃないんだからっ!
桜
子供扱いしないでよっ.......
桜
もう、ほっといて.....。
廉
桜.....
桜
部屋にとじ込もっちゃった....
桜
(本当は廉君にあんなこと、したくなかった....)
桜
(でも、そうしないと仕方がないよね...)
桜
ハァっ!
桜
妹って辛いなぁっ....!
私は無理にでも笑おうとした。 兄に恋とかしたらダメなんだし。せめてっ! 大好きな人に心配はかけたくない。 私がしっかりしないといけないんだ。 そんな思いもあり、なぜか気づくと涙が溢れていた。
桜
うぅっ....
桜
....ふんっぐ.
桜
グスッ....
桜
(攻めて、廉君と兄妹じゃなければ....)
廉
はぁ....
廉
(桜のやつ...ぜってぇなんかある。)
廉
(俺が苦しさから解放させてやらないと...)
コンコンッ
桜
....!
廉
桜?入るぞ
桜
だ、ダメっ!
廉
なんで?
桜
それは....
桜
私っ!課題があるから!!!
廉
.......
廉
(だめだ...耐えられない。)
ガチャッ
桜
.....!
桜
れ、廉君っ....
桜
うぅっ....
廉
やっぱり。
廉
なんで泣いてんだよ
桜
.....
廉
よしよしっ
桜
(廉君が、私の頭を撫でてる....でも、)
桜
私、竜君と付き合おうかなぁ....
廉
っ!
廉
なにいってんだよ!
廉
あいつ、1週間前まで
廉
他の女子を連れてたんだぞっ?
廉
あいつに任せられるわけないだろ!!
桜
それって兄としての言葉?
廉
当たり前だろっ
桜
あははっ、
桜
(やっぱりだ。期待してた私、バカだっ!)
桜
(やっぱり兄としての言葉だよねっ)
桜
もう、いいでしょっ
桜
グスッ....
桜
気持ち、伝えにいくからっ!
ピーンポーン
竜
はい?
竜
あっ、桜
桜
わたし、竜君の彼女になってもいいですよ
竜
ほんとか!?
桜
はいっ
竜
マジっ!超嬉しいわっ!
竜
ありがとなっ!
桜
うふふっ
桜
(これで、いいんだよ。)
桜
(竜君も優しいしっ!)
竜
これからもずっと一緒なっ!
桜
うん!約束っ
ゆーびきーりげーんまんっ! 嘘付いたらはーり____________
あぁ、これが青春か....






