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千切れた腕の謎

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千切れた腕の謎

1 - 千切れた腕の謎

♥

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2020年06月18日

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私はかなこ、この学校で友達と楽しい日々を送っている、だけどこの学校にはある噂がある。

れい

ねえ、かなこちょっと聞いてる?

かなこ

ああ、ごめんごめん違うとこ見てた笑

ゆずみ

かなこ、まさか片思いの石井くんの事見てたの?笑

かなこ

ち、違うよ!

かなこ

外見てただけ。

れい

本当に〜?

かなこ

本当だってば!

ゆずみ

まあ、確かに石井くんは背も高いしスポーツ万能、頭も良いし、イケメンだしそりゃ見惚れてしまうよね〜

かなこ

もう、ゆずみったらからかわないでよ笑

ゆずみ

はいはい笑、それでれい話しの続きお願い。

れい

はいは〜い。

れい

それでトイレで腕だけが中に入ってたんだって。

ゆずみ

え〜、何それ気持ち悪く無い〜?

かなこ

それって本当なの?

れい

だからさっき警察の人来てたじゃん。

かなこ

ああ、確かに言われてみれば居たような……

れい

でね、その腕の事なんだけどねどうやら切ったんじゃなくて千切れてるらしいの。

ゆずみ

怖い〜笑

かなこ

何それ笑

どうやら私達のクラスの楷のトイレで便器の中に千切れた腕が発見されたらしい、そして見つかるまで何時間か経過していて最初に気づいたのが、トイレに入った生徒だった。

その腕の持ち主は行方不明らしい。

どうやら、その持ち主は放課後にこの学校で噂になっている、トイレの怪奇現象の事で話していたとか、

中にはそこに肝試しに行こうよと言う話まであったと言う証言がそのクラスメイトから出ていると言うる

れい

だからさ、今日の夜三人で行ってみない?そのトイレに肝試しで。

かなこ

え〜、無理なんだけど笑

ゆずみ

さっきの話聞いてた?笑

れい

どうせそんなの拷問好きの犯人が腕千切って便器の中に入れたんでしょ笑

かなこ

何それ笑

ゆずみ

受けるんですどw

れい

まあ、行ってみようよ!

かなこ

え〜、どうしようかな……

ゆずみ

私行ってみようかな、どうせトイレの噂なんか嘘だろうと思うし笑

かなこ

本当だったらどうするのw

れい

その時は全力で逃げる!

かなこ

じゃあ、私も行ってみよう。

れい

じゃあ、決まりね!取り敢えず帰ってどうするかLINEで話すからよろしく!

かなこ

オッケー!

ゆずみ

はーい。

チャットにて。

かなこ

今晩は〜!

れい

おっす。

ゆずみ

はいはーい。

かなこ

おっすって、男かよw

れい

まあまあ、良いじゃん別に笑

ゆずみ

という事でれいさん説明お願いしまーす!

れい

はい、じゃあまず集合場所は学校で良いかな?……

かなこ

良いよー

ゆずみ

同じく。

れい

オッケー!、じゃあ時間は深夜の2時でどうかな?

かなこ

その方が感じでるから良いんじゃ無い?、深夜とかオバケ出そうだし。

ゆずみ

私も賛成ー。

れい

よしじゃあ各自それまで準備お願いしまーす。

かなこ

はーい。

ゆずみ

了解。

かなこ

ふう、やっと着いた。

かなこ

あれ?皆んなは?

れい

わぁ!

ゆずみ

ドロン!

かなこ

びっくりしたーw、もう辞めてよー笑

れい

ごめん、ごめんゆずみと驚かそうって話してて。

かなこ

行きたくなから辞めてよ笑

れい

と、言う事で学校にレッツゴー!

ゆずみ

おおー

かなこ

ゆずみテンション低いね笑

学校の中へと入る。昼と違ってかなり不気味だ、トイレとなるともっと暗いし怖いんだろうな〜と思った。

かなこ

やっぱり雰囲気違うね〜

れい

もう幽霊出てきそう笑

ゆずみ

それなw

3人の愉快な話し声は廊下に響き渡るだが、そんな中恐怖への道は一歩一歩近づいていく。

かなこ

階段上がるの疲れるよね〜、うちらの教室4階だし。

れい

こんなんでへこたれてたら全力で逃げれ無いぞー笑

ゆずみ

確かに疲れるよね〜、それ分かる笑

かなこ

やっと登り終えた。

れい

やっと、って笑

かなこ

じゃ、噂のトイレに行きますか〜.

そして、遅い足取りで噂のトイレに向かう。

かなこ

やっぱり暗いし怖いし最悪じゃん笑

れい

ここまで来たんだし個室開けて行きますか。

ゆずみ

個室開けるだけで良いの?

ゆずみ

トイレの花子さんみたいに手順とか無いの?

れい

無いらしいよ〜、個室開けたら勝手に出てくるって笑

かなこ

何よそれ笑、ま、面倒くさくないし良いかな〜笑

ゆずみ

なんか、手順とかないと雰囲気でなく無い?笑

れい

確かに笑

かなこ

それもそうだね笑

れい

じゃあ、まずは一室目!

一室目の個室の扉を開ける、だが特に変わった事はなかった。

れい

セーフ。

かなこ

良かった〜

ゆずみ

まだ、あと二つ個室あるよ〜

れい

メンタルが持たないw

れい

次誰か開けてw

かなこ

じゃー、私開けるね。

ゆずみ

はーい。

かなこ

じゃあ開けるよ、

次の個室の扉を開ける、だがさっきと同じく変化は無かった。

かなこ

は〜、まじで怖いんですけどー。

れい

最後はゆずみよろしく!

ゆずみ

オッケー!

かなこ

怖く無いの?

ゆずみ

こんなのただの噂に決まってるじゃん笑

その勢いと共に最後の個室の扉を開ける、だがしかしまたしても変化は無かった。

ゆずみ

ほらね〜言ったじゃん笑

れい

安心した〜

かなこ

本当に大丈夫?

かなこ

何か変わった事ない?

ゆずみ

無いって笑、ほらこの通り笑

と言ったその時。

ゆずみ

きゃーーあ!!

突然便器から腕が出てきてゆずみの腕を掴んだ。

かなこ

何々?!

れい

え?!

二人は思わず戸惑う。 だがそう言っているうちにどんどんゆずみは引きずり込まれる。

かなこ

ゆずみ今助けるから!

れい

私も!

れいとかなこはゆずみの腕を引っ張る。だが、二人の力でやっと止められるほどだった。

綱引きのような状態が続きやっとゆずみは解放されるだが。

ゆずみ

痛い!!

かなこ

え?……

れい

きゃーあ!!

ゆずみの腕が千切れた。

かなこ

取り敢えず、病院に行くよ!!れいも手伝って!!

れい

わ、分かった。

そしてかなことれいはゆずみを担いで病院にもうダッシュで向かう。 病院に着いた途端受付員の人が驚き緊急手術が始まった。

れいとかなこ達は病院で保護され警察や親を呼ぶ事態となった。

かなことれいは両親からこっぴどく叱られ警察から事情聴取遠受けた。

だが、警察はそんな事を信じる訳ではなくこの事は未解決事件と無かった事にされた。

次の日。

かなこ

はあー、マジでヤバかったね…

れい

親からは6時以降外出禁止って言われたし、警察からはおかしな目で見られるし本当に最悪。

かなこ

ゆずみはどうなったの?!

れい

命に別状は無いらしいよ。

かなこ

良かった〜

かなこ

なんだったんだろうね、あの手。

れい

これで前の事件も謎も解けたね。

かなこ

もう二度とあんな事はごめん。

れい

ごめんね、私のせいでこんな事になって…

かなこ

れいは悪く無いよ!私も乗り気だったし。

れい

でも私が言い出した事だし、本当にごめん。

かなこ

前の事を後悔しても何もならないよ、だから前を向いて行こう?ね?

れい

そうだね、よし、これからも頑張るぞー!

かなこ

いつものれいに戻って良かった。

この時以来二度とこう言う事については関わらないと誓ったのであった。

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