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羽巳里町(はねみりまち)

この町は昔、観光や工業で大変栄えていた

しかし今は客も来ずすっかり廃れてしまい、まるで町が廃墟のようになっている

東部は人が少しだけ住んでいるが、そこを除けばツタにまみれた建物や今にも倒壊してしまいそうな建物が沢山ある

そんな町の中に1つ、異質な建物があった

それは、周囲とは異なって人の手が入っており綺麗な状態を保ち続けている廃校だ

これはそんな廃校で繰り広げられる、少女達の戦いのお話……

メユ

………あれ、ここは?

メユは辺りを見渡すと、不安になった

さっきまで家にいたはずが、廃校の教室内で横たわっていたのだから、当然不安になるのも仕方ない

イメ

あ、おはよう

メユ

……おはようございます

観察台に腰かけた少女──イメはにやりと笑って挨拶した

イメ

中々目覚めないから心配してたよ

メユ

私そんなに寝てたんですね…

メユ

なんかすみません

イメ

いいよいいよ、あと、そんなに堅くならなくていいから

イメ

敬語外していいから

メユ

ではお言葉に甘えて…

二人でそう話していると、ガラガラガラガラと扉の開く音が響いた

キウ

あっ、そこのお姉さん、質問しても良いですか

同じく目が覚めたらここに居たのであろう人が入ってきた

イメ

質問?良いよ
あと敬語外していいから

キウ

えっと…目が覚めたらここに居たんだけど、何でか分かる?

イメ

ああ、そう言うと思ったよ

そう言うとイメは2人の前に来て説明を始めた

イメ

ここは羽巳里町の廃校

イメ

君達を集めたのは、簡単に言えば君達が失った大切なものを取り戻すため

イメ

後から君達と同じように、「大切なものを失った人」が集まるから

イメ

その人達とも協力して、失ったものを取り戻してほしいんだ

メユとキウはよく分からず、互いに顔を合わせた

メユ

何か私達失ったものあるっけ

キウ

うーん…どうなんだろ?

メユ

私はあるけど取り戻せないんだよね

キウ

じゃあ無理ゲー…?

イメは二人を落ち着かせるように言った

イメ

まあまあ、楽しみなよ!

イメ

物語作りながら失ったものを探していけばいいよ

イメ

青春、そうじゃない?

メユ

青春……か

メユ

良いじゃん、楽しそう

キウ

確かに!

そうして二人は話しているうちに仲良くなり、この状況を楽しもうと思うようになった

イメ

あ、仲良くなってきたところ水を差すようで申し訳ないけど聞いてほしいことがあるの

イメは気楽そうな顔で言った

イメ

家に帰りたくなったら帰って良いからね

イメ

帰り道、体が勝手に覚えてるはずだから

イメ

じゃ、バイバイ!

メユ

えっもう帰るの?

イメ

いや、私はもう逝くから!

メユ

キウ

あまりにも急に重いことを言われてしまい、思わず驚きの声が漏れた

メユ

逝くって……本気で?

イメ

勿論!

イメは窓の縁に腰掛けた

そして、外の方に体重をかけた

キウ

やめて、早まらないで!

キウ

イメを待っている人だっていると思うよ!

イメ

……ごめんね、私にはそんな人いないし、

イメ

何より、あの人と交わした約束を果たさなければいけないから、さ

イメ

じゃ、あとはよろしく頼むよ~

メユ

待って!

キウ

えっ、

止める隙もなく、窓の外へ落ちていった

外から物が地面に叩きつけられた音がした

メユ

……嘘、、でしょ

キウ

……

二人は上から地面を見下ろした

そこにはあるはずのイメの体が無かった

キウ

……この事を話にしろと?

メユ

そうかもね

二人は早速物語を作り始めた

この作品はいかがでしたか?

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