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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

シルア

「…ここがイーストンか…」

シルア

「いつ見ても本当に大きいな…まるで宮殿じゃないか。」

ワタシの名前はシルア・スカイラー。

四年ほど前に創造の神覚者となった者だ。

_そんなのが何故ここにいるのか、って?

決まっているだろう、任務があるんだ。

ここは、今や全国民が持っている神からの授かり物_

”魔法”を専門的に学びたいと願う子供の中でも、特に秀でた者が集まる場。

そんな奴らが集まれば、当然…犯罪組織と関りを持ち始める者もいる。

今回はそれについての捜査を言い渡されたんだ。

シルア

「それにしても…このワタシにまた一年生からやり直せ、など…」

シルア

「…本当に怖いもの知らずだな、あの校長は。」

本当は、ここに生徒として通っている他の神覚者が一人で受け持つ予定だったのだが…

どうにも学業との両立は難しいらしくてな、サポート役に立ちまわれとの事だった。

シルア

(…っと、ここでぼーっとしている暇はないんだったな。)

シルア

(さて、そろそろ仕事を始めるとするか…)

シルア

(驚いた、転入生の紹介はしないのか…)

シルア

(まぁ、少しでも多くの時間をかけて生徒を育てようとする、その心構えは非常に素晴らしいものだ。)

シルア

(…素晴らしい、が…)

モブ

「ねぇ、あんな子見たことないけど…誰なんだろうね?」
(ヒソヒソ

モブ

「さぁ…転入生とか?」
(ヒソヒソ

モブ

「今まで不登校だった子とかじゃない?」
(ヒソヒソ

シルア

(…お陰様で、少々目立ちすぎているようだ。)

フィン

「あの…良かったら、一緒に教科書見ます?」

シルア

「……え?」

シルア

(この顔に髪色…確か、レインの弟だったな。)

フィン

「杖以外持ってる素振り無かったから、もしかしたらないんじゃないかな~って…」

シルア

(…驚いたな、以前見かけたときはおどおどしてる印象が強かったが…)

シルア

(まさか、こんな事を申し出てくるとは。)

フィン

「あっ…ご、ごめん!余計なお世話だったかな、?」

シルア

「…いや、助かるよ。」

シルア

「有難う、エイムズ君。」

フィン

「う、うん…!!」

フィン

(よかった、勘違いとかじゃなくて…!)

フィン

「あの、さっきはありがとう!」

フィン

「分からない問題とか、丁寧に教えてくれて…助かったよ!」

シルア

「…いや、こちらこそ。」

シルア

「教科書を貸してもらったんだ、このくらいどうってことないさ。」

フィン

「そっか…役に立てたなら良かったよ!」

フィン

「あ、僕はフィン・エイムズ!」

フィン

「君は?」

シルア

「シルア・ハスターだ。よろしくな、フィン君!」

フィン

「うん!」

シルア

(…あれ、そういえばワタシ…)

シルア

(名前聞く前に彼の事を”エイムズ君”と呼んでしまったような…)

シルア

(…まぁ、彼が気付いてないならいいか。)

もっと長く書けるようになりたい…><

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