テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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毒使いの犬夜叉の姉

第19話 - 19話

139

2024年12月19日

#犬夜叉

#ねたばれちゅーい

#姉

#蛮骨

凛🐶

数週間後

鈴蘭

...........

蛮骨

なぁなんか俺の盤竜がこっち行きたいって行ってるんだが

鈴蘭

あぁ、妾のこれをそう言っておる

鈴蘭

妖と血の匂い...

鈴蘭

(何故妾を...)

カワウソ父

ﾊﾞﾀﾝ

蛮骨

なんだ？こいつ

蛮骨

首がねぇぞ

鈴蘭

さぁ妾にはどうでもいい良い

殺生丸

.............

殺生丸

何故、貴様もここにいる

鈴蘭

兄者と同じ理由かものう

犬夜叉

...!!

弥勒

殺生丸...!!

珊瑚

鈴蘭...何故

カワウソ父

...........

カンタ

おっとう！！泣

七宝

カンタおっとうの頭を

カンタ

うん、

弥勒

ダメだったか...

カンタ

うわぁぁぁん泣泣

七宝

カンタ...

殺生丸

.............

鈴蘭

(妾は何を見せられておる)

鈴蘭

(こんな者を見させるためにここに連れてきたのか)

鈴蘭

行くぞ

蛮骨

あぁ

犬夜叉

おい

犬夜叉

てめぇらなんでここにある

犬夜叉

たまたま通りかかったとは思えねぇ

殺生丸

貴様に話すことなどない

かごめ

待って殺生丸！鈴蘭！

かごめ

お願い...2人の持つ転生牙と髪飾りでお父さんを...

鈴蘭

無駄に力を消耗したくはない

殺生丸

私には関係の無いことだ

かごめ

でも、鈴蘭だって大切な人が亡くなる悲しみは知っているでしょう、？

鈴蘭

だからなんじゃ？

鈴蘭

一々人助けなんてしていたらキリがなかろう

鈴蘭

妾が気にかけるのは血の繋がりのある者とその大切なものだけじゃ

鈴蘭

それ以外は心底どうでも良い

かごめ

.....、(そう、よね)

七宝

っ

七宝

あっ、あのう

殺生丸

.............

七宝

たっ、助けてやってくへんかのう、

犬夜叉

七宝...

かごめ

七宝ちゃん...

七宝

お、おっとうが死んだら...カンタはひとりぼっちじゃ...

カンタ

...!!泣

鈴蘭

...........

殺生丸

退け

七宝

土下座

七宝

お願いします！お願いします！お願いします！！泣

鈴蘭

(何故他人のためにここまで出来る)

犬夜叉

無駄だ七宝

犬夜叉

気の毒だけどな

犬夜叉

殺生丸は人助けするようなお人好しじゃねぇし、第一その転生牙

犬夜叉

殺生丸には使えねぇ代物だぜ

蛮骨

どういう意味だ？

鈴蘭

兄者が持っとる転生牙は慈しみの心がなければ使えぬ代物なのじゃ

鈴蘭

妾が救ってやらんこともないぞ

七宝

本当か？！笑

鈴蘭

犬夜叉が「お願いですお姉様なんでもするのでその下等な妖めを救ってやってください」と言えばな笑

犬夜叉

げっ

かごめ

犬夜叉！

かごめ

鈴蘭も性格悪いけどここは言うだけだから

七宝

犬夜叉

っ、お、お、

鈴蘭

(...転生牙に譲れと言っておるのか)

鈴蘭

(...なんじゃここに連れてくることだけが目的じゃったのか)

鈴蘭

(古参に譲れなどという決まりはないというのに律儀なやつ)

犬夜叉

おねが

鈴蘭

もう良い

七宝

そ、そんな

殺生丸

刀を抜く

七宝

えっ

かごめ

殺生丸、？

殺生丸

あの世の使いを斬る

カワウソ父

ーーーーーーー

カワウソ父

そこは白い霧に包まれた世界で、わしゃあそこを頭だけで飛んでおりました

カワウソ父

気がつくとそこにも恐ろしい顔した鬼の顔がいくつも

犬夜叉

白童子に切られた連中か

カワウソ父

そして霧の下に行ってみると巨大な骨が

カワウソ父

とりわけ立派な鎧をつけた大きな骨がございました

殺生丸

...........

鈴蘭

...........

カワウソ父

他にば偉い数の骨がありました

鈴蘭

(どういう意図で妾をあそこへ連れてきた)

鈴蘭

(父上の骸がある場所が何らかの関わりがあると知っておけというのか)

蛮骨

(また考え込んでるな)

蛮骨

(まぁ俺は鈴蘭着いてくだけだが)

鈴蘭

犬夜叉お主らは何を探っておる

犬夜叉

最後の四魂のかけらを探してんだ

鈴蘭

そうか

鈴蘭

ならばそこに行けば奈落にも会えるわけじゃな

鈴蘭

父上の墓を奈落ごときが荒らされるかもしれぬのは癪に障るが仕方がない

犬夜叉

行き方を知ってるって言わねぇよな

鈴蘭

犬夜叉も行き方を知っておるじゃろう

犬夜叉

黒真珠ならもう使えねぇぜ

鈴蘭

違う

鈴蘭

他に楽に行ける行き方があるじゃろうて笑

犬夜叉

...？

鈴蘭

あの世への生き方といえば死んで行くのが手っ取り早い笑

犬夜叉

はぁ？！

かごめ

それじゃあ戻れないじゃない

鈴蘭

そうじゃな笑

犬夜叉

もう頭狂ってるやつと会話するとこっちまで馬鹿になりそうだ

鈴蘭

そうか

鈴蘭

もう犬夜叉なんぞ黄泉の国へ送ってやらん

犬夜叉

誰も送って欲しくねぇよ！

鈴蘭

お主は嬉しいじゃろう？妾と共にあの世へ行けるのじゃから笑

蛮骨

あぁあの世だろうと何処だろうとついて行くぜ

蛮骨

どうせ本当だったら死んでる身だからな今更死なんて怖くねぇよ

鈴蘭

うむいい子じゃ笑

鈴蘭

行くぞ

蛮骨

あの世へか？

鈴蘭

行かんよ

鈴蘭

まだ

蛮骨

？

蛮骨

こんな山奥で何すんだよ

鈴蘭

出来たぞ笑

蛮骨

？

鈴蘭

毒じゃ笑

鈴蘭

ほれ

蛮骨

...飲めってか？

鈴蘭

あぁ妾も飲む

蛮骨

心中するのか？こんな若くして？

鈴蘭

嫌なのか？

蛮骨

はぁ、仰せのままに

鈴蘭

(気配を消す薬、色々作りすぎて疲れたのう)

鈴蘭

ｺﾞｸ

蛮骨

ｺﾞｸ

蛮骨

ここは...

鈴蘭

あの世じゃ

鈴蘭

ここへ来るのは2度目じゃのう

鈴蘭

ついでじゃ

鈴蘭

我がお父上様に挨拶に行こうぞ蛮骨

蛮骨

父上？

鈴蘭

見えるじゃろう

鈴蘭

1番目立っている鎧を着た骨じゃ

蛮骨

でけぇな

鈴蘭

生前は誰よりも強く、美丈夫であった

鈴蘭

母上はどう思っておったか知らんがな

蛮骨

母親もここにいんのか？

鈴蘭

まだ死んでおらんわ

鈴蘭

勝手に殺すでない

蛮骨

その割に一度も会ってねぇから

鈴蘭

会う必要がないだけじゃ

鈴蘭

...!!

鈴蘭

(あれは...)

宝仙鬼

ん？お前は、

鈴蘭

宝仙鬼ではないか

宝仙鬼

犬の大将の娘である鈴蘭か

蛮骨

誰だ？この骨

鈴蘭

父上の古き友人じゃ

鈴蘭

生前は父上同様大妖怪じゃった

蛮骨

へー

宝仙鬼

あの鈴蘭がもうこの世に来たのか

鈴蘭

まさかここで会えるとは思っておらんかったのう

宝仙鬼

いや、待て、生の匂いが少しする

鈴蘭

ちゃんと死んで来たぞ

鈴蘭

まあ今の妾の体は仮死状態じゃがな

蛮骨

仮死？

鈴蘭

一定の時間死ぬ事じゃ

蛮骨

そんなことも出来んだな

宝仙鬼

そうまでしてここになんの用だ

宝仙鬼

仮にも今は死者であるお前らを無理やり追い返しはしないが

宝仙鬼

父上の墓参り、ではないだろう

鈴蘭

ついでに父上にこやつと挨拶しようとは思っておったぞ笑

蛮骨

結婚の挨拶か！

鈴蘭

結婚なんてせん面倒臭い

蛮骨

ｽﾞｰﾝ

宝仙鬼

人間の小僧と一緒とは、また会えてよかったぞ

宝仙鬼

こんな珍しいことはない

宝仙鬼

恋人か？

鈴蘭

あぁ

鈴蘭

紹介が遅れたな

鈴蘭

人間の蛮骨じゃ

鈴蘭

あやつは宝仙鬼

蛮骨

(強そうだな)

宝仙鬼

それは犬の大将も少しは嫉妬しそうだなぁ笑

宝仙鬼

可愛い娘が人間の男に盗られたのだからな

鈴蘭

父上はそれ以上にさぞかし喜んでくれると思うぞ

鈴蘭

父上と同じ人間を好いたこともじゃが、父上は妾に大事な者を作って欲しいそうじゃったからのう

宝仙鬼

あぁとてもお主らのことを気にかけておった

宝仙鬼

人間を好きになるとは血は争えんな

鈴蘭

殺生丸も犬夜叉も人間を連れているぞ

宝仙鬼

流石は親父殿の子供らだ笑

宝仙鬼

変なところが父親譲りだな笑

鈴蘭

さて、無駄話も良いが、そろそろ本題に入ろう

鈴蘭

妾がここへ来たのは奈落よりも先に四魂のかけらを得るためじゃ

宝仙鬼

四魂のかけらか

宝仙鬼

お前は力が欲しいのか

鈴蘭

違う

鈴蘭

四魂のかけらはあくまで奈落をおびき寄せる餌じゃ

鈴蘭

お主が持っておるのか？

宝仙鬼

あぁ

宝仙鬼

だが誰にも渡せぬ

宝仙鬼

なぜならばこの死者の場に来ることは四魂のかけらの意思だったからだ

鈴蘭

四魂のかけらがそう言っていたのか

宝仙鬼

お主も知っておる通り、わしは宝石を司る妖怪

宝仙鬼

石の声を聞く力がある

宝仙鬼

まだわしが人の世にあり、そろそろ寿命も尽きようかと思ったときわしは四魂の欠片を手にした

宝仙鬼

かけらは語った

宝仙鬼

再び四魂の玉を完成させてはならぬ、と

宝仙鬼

四魂のかけらの大半は悪しきものの手中にあり、穢れている

宝仙鬼

それらと交われば、わしが手にしたかけらも穢れる

宝仙鬼

だからこそ悪しきものの手に届かぬよう、この妖怪の墓場にわしと共に来ることは四魂のかけらが望んでいることだった

鈴蘭

そうか

鈴蘭

分かった

蛮骨

いいのか？

鈴蘭

あぁ妾は四魂のかけらなどに興味はないからな

鈴蘭

奈落がここに四魂のかけらがあると知っておるのならば時期にここに来るじゃろう

鈴蘭

どんな手を使ってでも

鈴蘭

その時に仕留める

鈴蘭

その時はお主が宝仙鬼を守れ

鈴蘭

杞憂じゃとは思うが、あれが奈落の手に渡ってはならぬ

蛮骨

いいぜ

蛮骨

てか奈落いつ来るんだ？

鈴蘭

さぁどうじゃろうな

鈴蘭

気長に待つとしよう

鈴蘭

お主は待っておれ

鈴蘭

妾は父上の墓参りに行く

蛮骨

？

蛮骨

あぁ

鈴蘭

墓を荒らすなよ

蛮骨

荒らさねぇよ！

鈴蘭

ﾌｯ笑

蛮骨

絶対馬鹿にしてるな

宝仙鬼

お主は鈴蘭の何処が良いのだ

蛮骨

あ？鈴蘭を非難してんのか

蛮骨

まあ確かにわがままでムカつくこと沢山あるし面白がって俺を妖怪共の中に突っ込んだりギリギリ死なない程度の危ない目にあわせるし

蛮骨

思い出したらムカついてきたな‪💢

宝仙鬼

変わったと思ったがそうでもないらしいな

宝仙鬼

では何故共に行動する

宝仙鬼

恋人であり続ける

宝仙鬼

鈴蘭は妖怪だぞ

次回♡19

毒使いの犬夜叉の姉

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2件

初コメ失礼します。今日一気見しましたが、フォローしました！神作品だと思います！続き楽しみにしてます！

フゥ〜⤴︎︎久しぶりのコメントテンション上がっる〜⤴︎︎でもごめんさい今から携帯没収されるからコメントちゃんと書けないの🥺許してにゃん♡ 続き待ってるにゃん♡頑張ってくださいにゃん🐱♥️

凛🐶

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