ぴくとはうす
葵
万が一聞かれないように小声で話す どうやら小声で話すのは結構良かったようだ
らっだぁ
ぴくとには目もくれず私の名前を呼び、安堵する 後から来たきょーさんが低い声で「ソイツは?」 そう問いてくる
葵
ぴくとはうす
「お前等と馴れ合う気はない」 と態度で示しているぴくと いつもとは違う胡散臭い笑みを浮かべ そう言い放った
金豚きょー
らっだぁ
葵
ぴくとはうす
実際ぴくととは幼なじみなのだが こちらの世界でそれが通用するのか分からないので (らっだぁ達が信用しないかもしれない) 一応と伝える
ぴくとはうす
ぴくとはうす
一瞬の沈黙が辺りを支配した
金豚きょー
らっだぁ
ぴくとはうす
ぴくとは至って冷静に呟く 逆にらっだぁときょーさんは大声で叫んでいる
らっだぁ
ぴくとはうす
金豚きょー
ぴくとはうす
金豚きょー
らっだぁ
一つ一つ質問に答えていくぴくと 3人の口論が続く 私は完全に蚊帳の外だ これなら連れてこなかったら良かったとつくづく思う そろそろ普通に話したいので口論を止めようとする
葵
金豚きょー
ご尤もなことを言われ、押し黙る
ぴくとはうす
らっだぁ
これでは近所迷惑と怒られてしまうではないか 私はそっと聞こえないように呟いた
葵
結局日が暮れるまで続いた
らっだぁside
葵は来ているだろうか 不安な気持ちを抱えいつもの場所に来た 確かに葵は居た 隣りに変なやつを連れて 俺は無視を決め込み葵に抱き着く
らっだぁ
葵が帰ってきてくれて安心した 嬉しすぎて早口になってしまったが… 後ろからきょーさんの視線が突き刺さるが関係ない
金豚きょー
葵
ぴくとはうす
態度から分かる こんなやつと関わって良いことなんて無い まず胡散臭いし俺等のこと嫌ってそうだし 葵と距離近いし…… 取り敢えず絶対に関わりたくない! きょーさんの後に続き、葵に本当なのか問う
金豚きょー
らっだぁ
葵
ぴくとはうす
ちょっと悲しそうにするソイツ(名前忘れた) 心の中で「ざまぁ見ろ!」と嘲笑い きょーさんに引き剥がされる その次の瞬間ソイツから爆弾発言が聞こえた
ぴくとはうす
理解が追い付かず静かに硬直する それはきょーさんも同じだ この場に居る葵とソイツ以外は硬直した
金豚きょー
らっだぁ
ぴくとはうす
呆れたように返してくるソイツ 無駄に整ったその顔に拳を入れてやりたいが我慢だ ソイツの顔を見るだけでイライラしてくる
らっだぁ
ぴくとはうす
金豚きょー
ぴくとはうす
ふざけんな! まだ葵に手を出すわけ無いだろ!まだ! 脳内で反論しながら次の言葉を口に出す
金豚きょー
らっだぁ
きょーさんの発言に便乗する 葵を蚊帳の外にしていたからか葵が口を開いた
葵
金豚きょー
ぴくとはうす
らっだぁ
あちらこちらでワー!ワー!と騒ぐ これ後から苦情とか来そう そう思いながらも騒ぐのを辞めない その時少しだけ何かが聞こえた
葵
らっだぁ
疑問に思ったが特に気にするものでもないだろうと思い 気にせず夕方まで騒いだ
らっだぁ
アイツはウザかったが、一緒に居て 楽しくない訳では無かった むしろその逆 葵と居る時の方が楽しいけど…
らっだぁ
歩きながら考える 葵は歪んだ愛情は嫌いなのかと アイツと話していた方が葵は楽しそうだった 純粋な愛情の方が…純愛の方を大切にするのだろうか アイツは俺以上に葵のことを知っている そのことに一瞬苛立ちを覚えたが、直ぐに収まる もう…どうでもいいと言うように…
らっだぁ
友達として好きになってしまったのか 純粋な愛情を向ける相手になってしまったのか 定かではないが熱が冷めてしまったことに変わりはない どっちにしろ嫌いではないということは確かだ 無駄に冷静になってしまった頭で これからの葵との関係を整理して家に早足で向かった
愛情は氷のように溶けて…
主
主
主
主
主
主
コイツはゲームの広告で見てます ホントに言ってるのかは僕はにわかなので分からないですごめん
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
2件
私的には『愛』よりも『死』の方が歪んだ呪いだと思ってるw五条さんすまん(´;ω;`)