数ヶ月後
私達はとある教会に来ていた
愛紗
丈太郎
目的は写真を撮るため
私は元々、結婚式に興味がなく
丈ちゃんからのプロポーズを受けた後も
挙式や披露宴をしたいと言う気持ちには全くならなかった
丈太郎
愛紗
丈太郎
丈太郎
愛紗
丈太郎
愛紗
愛紗
丈太郎
愛紗
小学生の頃
ウェディングドレスは女の子の夢だと言う子がいた
回りの子達も同調して頷いていたけど
私はその頃からあまり興味がなく
大人になった今もその気持ちは変わらない
愛紗
後輩や友達の結婚式に参列して思った
結婚式はやる方も参列する方も結構、大変だと言うこと
やればやるだけお金がかかるし
参列する方もご祝儀だなんだでお財布に打撃を与える
愛紗
丈太郎
本当は写真も撮るつもりはなかった
結婚記念の写真と言えば紋付き袴やタキシードは必須
でも丈ちゃんは写真に写るのが苦手で
普段のデートでもあまり写真に写りたがらない
だから丈ちゃんのお母さんから電話で
丈太郎・母
と言われて丈ちゃんは速攻で断ろうとしたけど
愛紗・父
と私の父に言われ断れなくなり
今日という日を迎えた
シン
愛紗
愛紗
シンちゃんは高校の同級生で凄く仲のいい男友達
丈ちゃんとは中学も一緒で
中学時代はあまり接点がなかったらしいけど
高校に入ってから話すようになったようだ
カメラを集めたり写真を撮るのが趣味だと言っていたから
今回はあえてカメラマンではなくシンちゃんにお願いした
大切な記念の写真だから
二人と共通で仲のいい人にお願いしたかったのだ
シン
愛紗
丈太郎
控え室に移動して着替え
普段滅多にしないしっかりメイクを施される
愛紗
そして一時間後
丈太郎・母
丈太郎・母
愛紗
丈太郎・母
ドレスなんて凄く恥ずかしかったけど
愛紗
丈太郎
愛紗
愛紗
丈ちゃんのタキシード姿に見惚れてしまった
丈太郎
丈太郎
愛紗
丈太郎
愛紗
スタッフ
シン
シン
シン
愛紗
愛紗
シン
丈太郎
シン
祭壇の前で手を取り合ったり
二人で並んで腕を組んだり
様々な写真を何度も撮影していく
シン
丈太郎
シン
シンちゃんは素人に毛が生えた程度だと言っていたけど
凄く素敵な写真を沢山、撮ってくれた
数時間後
シン
シン
愛紗
丈太郎
愛紗
愛紗
シン
丈太郎
シン
愛紗
愛紗
シン
丈太郎
シン
撮影は無事に終了し
幸せな気持ちいっぱいで帰路に就いた