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テラーノベル(Teller Novel)

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僕らは、病院で長野君を、手当てしてもらい、そのままシェアハウスにきた。

シェアハウスには、井ノ原君が、いてくれていて・・・

いのっち

・・あれ?長野君・・みんな、どうしたの?

長野

・・ちょっと、ドジちゃって・・・

いのっち

・・えっ?大丈夫?まさかさっきの?

長野

大丈夫。こうして生きてるし・・みんな、無事だから・・・岡田もね・・・

・・・・

いのっち

そっか、それならよかった・・・。健も来てくれたんだ

・・イナン、元気にしてる?

いのっち

もちろん、元気にしてるよ。イナンさん、調子よくなったのに、こんなところに一人でいたくはないよね

長野

・・・イナンさん、前とは雰囲気違うよね

岡田

そうやな。前はもっと男っぽかったし・・・・

そんな話をするなか・・・

いのっち

あのさ、長野君・・・相談が・・・・

長野

えっ?俺?

いのっち

歩ける?

長野

・・・うん・・・

そして、岡田は、何も言わない僕に話を振る。

岡田

そういえば、健くん、イナンさんに会っていかんの?

イナンはきっと僕に会いたくないだろうから、帰るよ

僕は、そう言ってシェアハウスから、出てきた。

岡田

え~!帰るの?なら、僕も~おいてかないでよー

僕は、振り返らないでいた。

振り返るともどりたくなるから。

岡田

健くん?

その頃、別の部屋に長野君をつれてきた井ノ原君。

いのっち

長野君、大丈夫?座れる?

長野

うん、ありがと・・・。で?話ってなんだよ。みんなに聞かれたくない話なの?

いのっち

・・・・イナンさんのことなんだけど・・・・・

長野

・・・・・

いのっち

・・・これ、僕の憶測。でも、長野君なら、聞いてくれるかなって・・・

長野

・・・俺じゃなくても聞くだろ?で?

いのっち

・・・イナンさん・・たぶん健のことも、ちゃんと覚えてる・・・俺たちのことも・・・

長野

えっ?それってどう言うこと?

いのっち

イナンさんは、俺たちになにか重要なことを隠してるんじゃないかなって思って・・・・

長野

・・・心当たりあるのか?

いのっち

うん・・・

長野

さっき、聞いたんだけど・・剛に電話する前とか、どんな様子だったの?

いのっち

岡田が危ないって・・・。それと、健のネックレスを、棄ててくれって

長野

棄てろ?なんで、そんなことを言ったんだろう

いのっち

健のネックレス、ただのネックレスじゃなかったよな・・・
イナンさんも同じようなのしてるけど・・・。俺は、健に自分のをあげたからないのかと思ってた。
長野「・・・そういえば・・・岡田を見つけることができたのは、そのネックレスがその場所に導いてくれたから・・・。俺と健は、いなくなった岡田を探していたんだ。

いのっち

えっ?そうなの?

長野

映画の撮影が終わって、ご飯でも食べに行こうって言ってたらあいつ何も言わずにいなくなっていて・・・。しかも、スタッフにも何も言わずに帰ったなんておかしかったからさがしていたんだ。近くになったら、健のネックレスが、光りだして・・・まるで、イナンさんが現れたときみたいに、岡田の居場所を導き出してくれた・・・・

いのっち

・・・・・

長野

だから、あの場所に行けた。

いのっち

でも、なんでイナンさんは、棄てろだなんて。そのネックレスがあったら、困ることでもあるのかな。

長野

・・・例えば・・・の話していい?

いのっち

えっ?例えばなの?

長野

例えば、健と、イナンさんのネックレスは、対になっていて・・・・

いのっち

対?えっ?なに?そんなことまでわかるの?

長野

例えばの話だよ・・。なにかの本で読んだことある。小説かな。対になったものは、世界を変えるくらいすごいちからを持っている・・・とか?

いのっち

すごい力?でも、それが、健と、イナンさんのネックレスとは、限らないだろ?その前にそんな本あるのかな・・・・

長野

たぶんだけど、その力を狙うやつがいるってことでしょ?

いのっち

うぇ~!Σ( ̄□ ̄;)

長野

しっ・・とにかくこの事は、健には、内緒にして・・・
イナンさんに話聞けると1番いいんだけど・・・・

いのっち

えっ?どうやって?

長野

1番いいのは、誰かの家に保護してもらうか、ここにイナンさんといてもらうか・・かな。

いのっち

えっ?保護?

長野

健には、悪いけど、今は二人を・・・
イナンさんと健を、なるべく近づけないようにしなきゃ・・・・

いのっち

・・すごい!長野君!なんでそこまでわかるの?俺にはさっぱりわからねぇよ

長野

一応、ティガですから。あと、こういうのってSF映画にはよくある話じゃないかと・・・

いのっち

なるほど~!(納得)よし、それなら協力するよ!長野君

長野

ほんとに健には、悪いけどしばらく我慢だ。真相を、聞くまでは・・・・

いのっち

ところで、誰にイナンさんを保護してもらうの?

長野

😏あの人しかいないでしょ?

←なぜかどや顔長野君。

坂本

もしもし?ん?イナンさんを?

↑あの人=リーダー坂本君

いのっち

坂本君しかいないんだよ~

⚠電話中です。

坂本

はぁ?いいけど、理由は?

長野&いのっち

よし!決定

岡田

何が決定なん?

後ろには、背後霊のように、気配を隠した岡田がいて・・・・

長野&いのっち

うわっ!岡田

岡田

うわっ!岡田・・やないわ

坂本

・・・・?

←受話器のむこうでなにやらやり取りをしている。

いのっち

じゃ、そういうことだからよろしくね

坂本

・・・わかった。

岡田

・・・ほりっぱなしにされて寂しかったわ

いのっち

あれ?ほりっぱなしって・・・
健は一緒じゃないのかよ

岡田

帰っちゃった・・・

長野

・・・・・・

岡田

イナンさんに避けられて相当傷ついているみたいやった。

イナン

・・・そうですか。わたしが、記憶をない振りをしていたのばれてしまったんですね。わたしが、健に会わないようにしている・・いいえ、むしろ、健がわたしに会わないようにしているのも全部・・・

長野

えぇ、バレバレです。

そのあと、イナンと、長野君と井ノ原君は集まって話をしていた。

そこには、戻ってきた岡田もいる。

いのっち

こんなにすぐわかるのは、この人がウルトラマンだからです。

長野

いや、それはさておき・・・

イナン

私がなぜ、地球にきたのか、理由を話しますね、長野さんはそれを聞きにきたんですよね?

長野&いのっち

もちろんです

なぜかハモる井ノ原君(笑)

イナン

あの、森田さんは?

いのっち

あいつが、岡田のところへいってくれたお陰で助かったんです。
ドラマの撮影おしてたのに、抜けてきてくれたみたいで・・・

イナン

あなた方の団結力は、本当にすごいですね・・・

長野

イナンさん・・・どうして忘れたフリなんかしたんですか?

岡田

・・ほんまに、健くんのことを忘れた振りをしてたん?

また、関西弁話してる・・・・。

イナン

えぇ、そうしないと巻き込むと思ったから・・・・。けれど、忘れたフリなんかやっぱりできなかった・・・健のあんな悲しそうな顔を見たら・・
みなさんねか顔を見たら・・・忘れたフリなんかできませんでした。
結果・・・巻き込むことになりましたね・・・・

長野&いのっち&岡田

・・・・・・・・

はぁ~( ´Д`)( -。-) =3

・・・よぉ!健・・・なにため息ついて黄昏てるんだよ😁

・・・!Σ( ̄□ ̄;)剛・・・いたのか

俺でよければ相談に乗るぜ?なにせ俺とお前は、キャラメルチックな声のコンビだからな。

それは、関係ないでしょ?

あはは、そっか

でも、ありがとう

背後に、黒い影がいるなんて気が付かないまま・・・

剛は、すごいね

えっ?なにがすごいんだよ

2回も僕らを助けてくれた。1回目は、船旅で操られた僕を・・2回目は、ついさっき、操られた岡田を・・・。ほんとすごいよ・・カッコいい

そうか?あんまり嬉しくねぇけど?

剛、僕ね、イナンのことちゃんと守りたいんだ。なのに、できないんだ。
それは、いま、イナンが僕のことを忘れちゃってるから

・・・・・・

今の僕は、イナンを苦しめている気がするから

俺はそんなことないと思う。イナンさんを守れるのはお前しかいないと思うけど?少なくともメンバーみんなそう思ってる

でも、怖いんだよ・・・本当にみんなを巻き込みそうで・・・・

みんなって・・・俺ら全員か?

うん。最近、夢を見るんだ・・・。みんなが死んじゃう夢・・・僕には、どうすることもできない夢・・・・もしかしたら、イナンは・・・

健!イナンさんが、地球に来た理由はまだ、わからねぇけど、あの娘を守れるのはお前だけだ!しっかりしろよ

本当に?本当にそう思ってくれる?

当たり前だろ?お前はイナンさんが好きだからな

・・・・!

長い付き合いだからそのくらいわかるよ

ありがと!やっぱり、剛が、1番相談しやすいや

昔からそうだった。

そうだな。年下なのに、呼び捨てにするし、俺が入らなきゃV6に入らないってジャニーさんに伝えるし・・・
まぁ、そのお陰でこうして一緒にいるんだけどな

だって、剛は、僕の最強のパートナーだったから

・・・・・・・

そして、僕は

イナンを守れる位、強くなりたいな・・・・

小さく呟いたつもりだった。

・・・・・・・

なぁんてね

今のままで十分だと思うぞ?

えっ?そうかな

・・・それにしてもさ・・・なんか暗くないか?

こんなに暗かったっけ?まだ、昼間の四時過ぎだよ?

空がヤバくね?やな、空気だし・・・・・

謎の声

・・・フフフフフ

!!!!ビクっ

どうした?健

ねぇ、剛・・・ここから逃げよう・・・
というか、離れなきゃダメだ

えっ?なにそれ。なに、長野君みたいなこと言ってんの?俺、まだ撮影あるんだけど?

いいから、走るよ

僕は、剛の手をつかんではしりだした!

えっ?ちょっと!

長野

この気配近づいちゃダメだ!

ウルトラマンティガモード(もしくはダイゴ隊員モード)の長野君なら、きっとこういうだろう。

さっき、岡田が操られてた時に感じた邪気と同じ気配を感じる・・・・。まるで、追いかけられたような気分だ。

しばらく走り・・・・

(;´Д`)ハァハァ

(;´Д`)ハァハァ

当たり前だけど二人とも息が上がっている。

こんなに走るなんてなかなかないから・・・。

もう、いいだろ?俺、怒られるから行くよ?

ごめん!取材のおっちゃんのような気配がして

あっ?気配?俺たちスクープされるような話してたっけ?

うーん・・例えば俺と剛は、BLとか?

えっ?なに言ってんだ?

うそうそ。

でも・・さっきの雰囲気は・・・・

剛!イナンの話は、内緒だよ?恥ずかしいから!二人だけの秘密

あはは。わかってるよ。じゃあ、俺、行くから気をつけて帰れよ?

ありがとう、剛。またね!

と、手を振る僕に手を振り、一度背を向けた剛だけど・・・・また振り向き・・

・・そうだ、健・・・

えっ?なに?僕と別れるのそんなに名残惜しい?

ばぁか、そうじゃねぇよ。

えっ?じゃあ、なに?

お前は、強くなる必要なんてねぇよ。そのままでいろよな。そのままで、充分だ。

・・・わ、わかった。そうする(まさか、さっきの聞こえてた?)

心のなかでそう言ったのに・・・

すげぇ、聞こえてたぜ

そう、呟く剛だった。

そう、このあと僕が、苦しめられるなんて知らずに・・・・・・。

V6 不思議な船旅3~再会~

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