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愁斗
史記
愁斗
急に名字を呼び捨てにされ、驚いて彼を見ると笑っていた。
愁斗
史記
ツッコミながらも、つられて笑ってしまった。
愁斗
愁斗
そう言われて、気づいた。 ちゃんと笑ったの、いつぶりだろう。
その後も、“小川”だから“ちいかわ”だとか、大人っぽいから“リーダー”だとかセンスがあるのかないのかよく分からないあだ名を提案されたが全て断った。
愁斗
愁斗
ありきたりだが、妙にしっくりきた。
そしてなにより、“ふみ君”と呼ぶ君が、可愛く思えた。
史記
愁斗
史記
その言葉に彼はハッとした。
史記
愁斗
そう言って悲しい顔をした。
史記
愁斗
なんで、悲しい顔をするの?なんて聞けない。
史記
それだけ返し、少し沈黙が続いた。
愁斗
史記
愁斗
史記
愁斗
史記
愁斗
史記
心もとない月が、俺らを照らした。