テラーノベル
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pr
ak
主
透き通る夜風が頬を撫で、街の喧騒は星の瞬きにかき消される。
屋上庭園に設置された望遠鏡を覗き込む、君の後ろ姿。
ak
その横顔には、月明かりが神秘的な影を落としていた。
ak
pr
「月が綺麗ですね」 僕の言葉に、君はゆっくりと振り返った。
ak
その瞳には、満天の星が映り込んでいる。
ak
吸い込まれそうな深い色に、僕は心を奪われる。
pr
君の返事は、いつもと変わらない穏やかなトーンだった。
でもね、俺は知っている。この言葉には、俺にしか聞こえない特別な意味があることを。
ak
心臓の鼓動が、星の光のようにまばたきを始める。
僕は勇気を振り絞って、君に告げた。
ak
震える声は、君に届いただろうか。
君は何も言わず、ただまっすぐに僕を見つめ返した。
pr
その眼差しは、静かに、そしてゆっくりと、僕の心に温かい光を灯した。
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